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瀬戸内の被差別部落―その歴史・文化・民俗

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前提として、私は東北の人間なので、
被差別部落についてまったく、それこそ
「まっしろ」と言っていいくらい
差別の意識の「い」もありません。

今もそしてこれからも。

なあんたってあなた。たかだか1000年前は
大和朝廷に屈せず「悪路王」が居た国の女よ。

なあにが大和朝廷だ?へ。

「悪!」
「悪!」

と、罵られた東北人の末裔よ。

しかし。
西に移り住んで、もう毎日、肌を突き刺すように
日常の中で「何故なんだあ?」と感じること
しきり。

その悲しき日常の中から、「やはり読まねば」
と、これからもどんどん読むつもりです。

狂暴なる悲しさ。
権力を穿つ、その目線。

西に初めて来た、そして際立って感性のある者なら、
「言われなくても分かる」

分かってしまう。
これは怒りであり、同時に、悲しみです。

西と東、竹と樹皮、芸能、境界、サンカ,,,.
きっと、おそらく、いや確実に民俗学では
横断していく話題。

わたしの大学院時代の教授が、このあたりは徹底的
に根底に敷いた人なので。
「そうかあ、ここにこう繋がるのかあ」と、
今さらながら、ダイナミックに日本という国を
ものすごく愛おしく思いますね。

「自由の民よ!」
恐るるなかれ。
たかだか、名付けられただけだ。
ならば、自ら名乗れば良い。
「我こそは、」と言いたくなるような。

正史にのらない、さまざまな研究はほんとうに
貴重だと思う。
派閥争いばかりしてちゃ、もうそろそろ終り。

いくつもの日本、ということが、今の日本でだって
まだまだ体感できる。



瀬戸内の被差別部落―その歴史・文化・民俗

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投稿者:
菅原洋一
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  • 著者: 沖浦 和光
  • 出版社: 解放出版社
  • 発売日: 2003-07
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  • 2010/09/06更新
  • 2010/09/06登録
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コメント (2)

2010/09/06

coupe男爵 著者の沖浦先生のことは、ここに詳しくでています。 http://www.geocities.jp/marebit/... 元々が「海上の道」の出身の方なのですね。 柳田民俗学から始まる民俗学の方法論の中には、歩いてソマ道を上るような、とぼとぼとしたのと、体の中を潮が駆け抜けるような、ダイナミックなのがあります。私も海の民族の子孫のような気がするので、非常に興味を持ちました。瀬戸内は日本の地中海です。

2010/09/07

菅原洋一 coupe男爵、う、さん。こんばんは。ああ「海上の道」ですかあ。文中、コメとイモ、という対比も少し示唆されていますし、なるほどと。こちらも、再読したいと思います。縁があり瀬戸内に移り住みましたが、凄いところです。世界的に見ても、こんな美しい風景はないと思います。なので、その風土の深いところをまるで子どものようにまっさらな視点で探れるのは、得難い時期と思います。異邦人というのはときには必要ですね。

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