瀬戸内の被差別部落―その歴史・文化・民俗
前提として、私は東北の人間なので、
被差別部落についてまったく、それこそ
「まっしろ」と言っていいくらい
差別の意識の「い」もありません。
今もそしてこれからも。
なあんたってあなた。たかだか1000年前は
大和朝廷に屈せず「悪路王」が居た国の女よ。
なあにが大和朝廷だ?へ。
「悪!」
「悪!」
と、罵られた東北人の末裔よ。
しかし。
西に移り住んで、もう毎日、肌を突き刺すように
日常の中で「何故なんだあ?」と感じること
しきり。
その悲しき日常の中から、「やはり読まねば」
と、これからもどんどん読むつもりです。
狂暴なる悲しさ。
権力を穿つ、その目線。
西に初めて来た、そして際立って感性のある者なら、
「言われなくても分かる」
分かってしまう。
これは怒りであり、同時に、悲しみです。
西と東、竹と樹皮、芸能、境界、サンカ,,,.
きっと、おそらく、いや確実に民俗学では
横断していく話題。
わたしの大学院時代の教授が、このあたりは徹底的
に根底に敷いた人なので。
「そうかあ、ここにこう繋がるのかあ」と、
今さらながら、ダイナミックに日本という国を
ものすごく愛おしく思いますね。
「自由の民よ!」
恐るるなかれ。
たかだか、名付けられただけだ。
ならば、自ら名乗れば良い。
「我こそは、」と言いたくなるような。
正史にのらない、さまざまな研究はほんとうに
貴重だと思う。
派閥争いばかりしてちゃ、もうそろそろ終り。
いくつもの日本、ということが、今の日本でだって
まだまだ体感できる。
- 商品名: 瀬戸内の被差別部落―その歴史・文化・民俗
- 価格: ¥2,940
- 著者: 沖浦 和光
- 出版社: 解放出版社
- 発売日: 2003-07
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- 2010/09/06更新
- 2010/09/06登録
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