the Pianist
戦場のピアニスト
おすぎが薦めているから見てきました。
それはうそですが、見てきました。
青白く、ひんやりした透明な空気の映画です。
後日、この映画の予告版を見ましたが、それとも少しイメージが違う。どことなく記録映画に近いような・・・心は強く動かされるものの、涙もろい私がなぜか涙が出なかったのは厳しいストーリーが淡々と進むからかもしれません。圧倒されて息をのんでしまう、酸素が薄くてなぜか息が苦しい、そういう感覚に似ています。
かといって戦争映画や頭をぐるぐるかきまわされる映画だからもう見たくない、そういう映画ではないのです。決して、「目をそむけてはならないことだから見なくてはならない」とか「人種差別や戦争について考えるべきだ」という問題提起の映画でもなく。。淡々と描かれる天才ピアニストの物語と、静かに心に響くピアノの音とピアノを弾く彼の天才的指使い。
激しい感情やものすごい感動が流れ込んでくるのではなく、こんなにも淡々と静かにしかし大きく心にはいってくるという面では初めての映画です。
是非この寒い冬のうちに、ご賞味あれという感じ。
ビデオで見るより映画館で見る方をお薦めします。
是非是非。
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コメント (4)
2003/02/19
icco nico 昨日、観て来ました。コメントされている通り静かな感銘を受けました。
2003/02/21
素浪人 SZPILMAN氏など東欧ユダヤ人が経験した悲劇は、映画序盤のようにじわじわと真綿で縊るように迫ってくるのだなと思いました。SZPILMAN氏の父が「英仏が宣戦したからもうだいじょうぶ。お祝いだ」というシーンも今から見れば脳天気に思えますが、後生から見れば、現在我々が「イラクなど遠い国の話」「北朝鮮が日本を攻撃するなんて無い」と思って安心しているのも同様なのかも知れません。
素浪人 ×後生、○後世
2003/03/29
algernon その昔ポランスキー・ファンだったので、この映画はロードショー第一週に観ました。キャッチ・ミーつながりでここにたどり着いて驚きました。みどりかわさんの感想と全く同じだったので。(^^)
ポランスキーは「ローズマリーの赤ちゃん」「吸血鬼」からちょっとさかのぼって「袋小路」の時代が好きでしたが、「戦場のピアニスト」は、今の年齢になったからこそ描けた映画なんでしょうね。
つながりキーワード (4)
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- (naomi)
ナチス占領下のポーランドで生き延びたユダヤ系ポーランド人で実在の天才ピアニストの物語。とにかく重い内容の映画。人間不信になりそう。元気な時に観た方が絶対いい。



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