テクノのススメ
佐久間英夫の名著。
1999年、ブルース・インターアクションズ刊。
これはいい本です。
出たのは3年以上前ですが、
さっき見たら注文すれば手に入るようなので登録します。
http://www.bls-act.co.jp/bipress/...
70年代末のYMO&クラフトワークから、
90年代末のミニマルテクノ、ドラムンベース、ブレイクビーツまで、「テクノな音楽」の20年史です。
著者の佐久間さんは、1967年生まれ、
『ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー』でYMOにハマり、
そこからクラフトワークなどへ・・・という、
まぁ関心空間にもそういう人は100人はいると思うんですけど(笑)。
前書きに、
*
これから先の話はいわゆるテクノという範疇が誕生してからの、すべてぼくのリアルタイムでの体験に基づいて
話を進めていこうと思います。
テクノ世代に生まれ、テクノの誕生と共に本格的に
音楽に目覚め歩んできたぼくのいわば体験記のようなものです。
既にテクノをよくご存知の方も、
またテクノに対して興味はあるけどよく分からないという方も、
誰もが理解できるようにこれまでのテクノの流れを
分かりやすく解説していきます。
*
とあるように、
「研究」とか「調査」というスタンスではなく、
あくまでリスナーとして
「この時期はこういうのをこういう感じで聴いていた」
という視点で書かれているところがいいです。
また、文章は平易で、
(ありがちな)カッコつけ、わけわかんないところは皆無です。
あと万遍なく聴いてるところですね。
普通これだけ聴いてると
(この分野もジャンル分け細かいですし)
もっと好き嫌いの偏りがでてくるのが普通だと思うのですが、
この人のニュートラルさは凄いと思います。
この本のように、
80年代テクノ(ポップ)と
ハウス/デトロイト以降の90年代テクノ、
この両方を扱っている本はあまりないと思います。
なので、
片方は好きだけど、もう一方はよくわからん
(でも興味はある)、
という方に特にオススメしたいと思います。
本としてはちょっと高いですが(本体2200円)、
まぁCD1枚分ということで(笑)。
*
登場する人たちのKWをリンクしていこうかと(一瞬)思いましたが、やったら死ぬので(笑)ヤメときます。
- 2003/03/08更新
- 2003/02/07登録
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