京都のかゆいところに、手が届いている希少な一冊
Discover Japan 創刊一周年記念号
これは買ってよかった!メイン特集は「京都の一〇〇」。京都好きとしては、"のし"をかけて家宝にしたいようなコレクションになっています。
そもそもDiscover Japan=日本の魅力、再発見ということで大変分かりやすいはずなのに、なぜかスタンスが曖昧・半端に思えて手にとることが無かったんです。時間があるときにバックナンバーを調べてみようと思います。
特集では食べるべき100食・見るべき100景と銘打っていますが、そのリード文が素敵だ。以下に抜粋します。実際の雑誌のリードは縦書きで、この文章だけで見開きをつかっているので、ここで見るのと少し違った印象です。
100。
言うまでもなく数字の単位である。
1、10、100、1000。
100は限りなく続く数字の通過点。
西洋ならそうだろうが、日本は違う。
100はひとつの区切り、到達点だ。
百点満点。百花繚乱。百人百様。
数え上げればきりがない。
日本人にとって、
100は特別な数字。
京都で100を数えてみた。
景色、食。
1200年を数える京都御所にも、
我々が知るべき100の秘密があった。
100を数えてみれば、京都が京都である理由(わけ)が
くっきりと、美しく浮かび上がった。
京都の100。100の京都。
とくとご覧あれ。
これが真の京都である。
ーー柏井壽
柏井壽? 編集者の書いたリードではないのか。どうりで含蓄が・・
この人は京都市北区で歯科医を開業し、エッセイストでもあるらしい。
この人に興味を持ってしまった。関心空間の「つながり」をたどる感覚に似ているなとふと思った。
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