たちばなたかしせんせい、かなりへんですよ
立花隆先生、かなりヘンですよ――「教養のない東大生」からの挑戦状――
前々から立花隆はどうも怪しいと思っていたが、やっぱり怪しかった。なぜ怪しいのかは、数ある著作に当たって確認した本書を読めばよく分かると思います。ここでは、時間のない人のためにちょっとだけあらましを書いておきます。
立花隆氏は、ニューサイエンスの影響を受け、「人類は、今まさしく新たな進化を遂げつつある。」「今までの科学を乗り越える新しいパラダイムが生まれつつある。」「今まさに新たなる科学が生まれ、人類は進化しつつある。これに乗り遅れると大変なことになる。(つまり人類は二極分化していく)」という考えにとりつかれている(インターネットは遠からずグローバル・ブレインになるし、人工知能はもうすぐ子供の知能を超えなければいけないし、宇宙には採算を度外視しても行かなければならない)。その考えを正当化するために、初歩的なミス(チャペックの三原則ってなんですか?)や勘違い(熱力学の第二法則もよく分かっていないらしい)、珍説(地球温暖化問題などは取るに足りない問題だそうだ)をでっち上げている。のみならず、自分の理論のために事実まで曲げていってしまう。さらに、ほとんどのテーマは場当たり的に取り組んでいるため、似たようなことに対して正反対の態度をとることさえ辞さない(環境ホルモンに対しては珍説を提唱してまで最大限警告したのに対して、遺伝子組み替え食品は論理をすり替えてまで大々的に賞賛する)。理系に転向してからの立花隆氏は明らかにトンデモな人種である。おまけに超能力を信じたくて信じたくてたまらないらしい。
貿易黒字でスペースシャトルを買おうって……
いやあ、ここまで怪しいとは思っていませんでした。ぜひよむべし。
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