タイポグラフィ トゥデイ
タイポグラフィ トゥデイ
新宿のABCルミ2、いつものように新刊コーナーで立ち読み。『アイデア』今号の最後の方の広告ページに目が留まる。「あまりの欲しさに前頁コピーするデザイナーさえいる」というような内容のコピーとともに、この「タイポグラフィ トゥデイ」の復刊が知らされていた。
吉祥寺公園口をでて右の「古本センター」で半年位前に掘り出したものだっただけに、なんだか悔しいような気持ちになるけれど、よい本が流通してくれないことに日々怒りを募らせているので、やっぱりこれでよいのだと思う。誠文堂新光社さん、これからもがんばってください。
冒頭に引いたコピーは決して大げさなものではなくて、タイポグラフィの本はいくつか持っているけれどこれに優るものは残念ながらない。図版だけではなく、デザイナー自身のテキストが豊富に収録されていて、それぞれの哲学が見えてくる。寄稿者もヘルムート・シュミット、ウォルフガング・ワインガルト、ウィム・クロウェル、杉浦康平、フランコ・グリニャーニ、ジョン・ケージ、そしてなんとエミール・ルーダー(転載ですが)の超豪華メンバー。
気になってアイデアのWEBを見たら、「さらに新版では、ネヴィル・ブロディ、エイプリル・グレイマン、アン・サンスーの作品を紹介する」と書いてある。つまり新版で増えた部分だけ、結局僕もコピーすることになるわけで(笑)、そんな人が後を発たずに、この本はまた評判を重ねていくのだろう。
- 2003/02/10更新
- 2003/02/10登録
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