ふじわら・まき
藤原マキ
むかし、気に入っていた絵本に「こんなおみせしってる?」というのがあった。
駄菓子屋や時計屋や...いろんなお店がでてくるんだ。絵の一枚一枚には商品がびっしり書き込まれていて、楽しげで。今時こんな光景あるはずないのに、シタマチ(当時は微妙に意味が分かってない)とか行けばあるんだろうなぁ、て思ってた。
絵本の内容は今も「駄菓子屋」(ワイズ出版、94年)で読める。
http://www.mugendo-web.com/y_tsuge/...(内容も見られます)
「かがくのとも」から出たのが85年、というから本当にリアルタイムで読んでたんだ...。それから十年ぐらいたってから、つげ義春を知る。さすがに絵が似ているのにね、ふたりが夫婦だとは気づかなかった。この絵本の作者がマキさんである事を知ったのはずっと後になってから。99年、その時もう、マキさんは亡くなっていた。
【略歴】
唐十郎さんが書いていた話。65年頃、状況劇場の劇団員もつげ義春の劇画に熱中していた。そのうち女優の一人(彼女は初代・腰巻きお仙でもあった)が失踪して、あちこち行方を捜したが杳として知れない。なんと、つげさんの漫画を好きになった末、訪ねて行き、一緒に住むようになっていた...。
他の著書に「幸せって何?~マキの東京絵日記」文春文庫ビジュアル版、「私の絵日記」北冬書房。ほかに早川義夫の「ぼくは本屋のおやじさん」(晶文社)の素晴らしい表紙も、マキさんだった。
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