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永興島(ウッディー島)

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【2012.01.26 更新】南シナ海方面が、ナニやら急に「キナ臭く」なってきました。米軍撤退を成し遂げた記憶もまだ新しいフィリピンが、今また米軍との軍事連携を強化? 中国軍部はさぞかしカチン☆と来るでしょうが、そこは「先にケンカを売ってきた」のはどこのどいつだぁ? と言わざるを得ませんわねー。【更新 ここまで】

=== 以下↓ 本文 === 

石垣市長さんに続き、石原・自民党幹事長が尖閣の「国有武装」論をぶち上げました。中国の漁民(つまり民間人)の誰かが愚挙をしでかすたびに、いちいち中国「政府」の領土的野心を(かの地のメディアに向け)糾弾するのは、結果的に中国の「低所得層と党政府の脆弱な連帯意識」をいたずらに強めてしまうだけで、あんまし(外交家として)利口なやりかたにゃ思えんのですがねえ(苦笑)

ま、それはさておき・・・永興島、ですわ。

南シナ海は西沙諸島にある、植民地時代にはフランスが領有していた小島 ─── 当時はベトナムとひとくくりにして支配されていたので、フランスが去ったあとにはベトナム人らが残りました。が、彼らの寝起きしていた浜辺の反対側に勝手に居ついて野営を始めたのが、中国人兵士たち。(小隊同士での睨み合いの時期を経て)ある日、中国軍がいっきに揚陸作戦を敢行して奇襲。ベトナム人を虫けらのごとく排除した!!・・・という、曰く付きの「占領地」として知られます。

かの「尖閣諸島」漁船衝突事件 ─── あれも、露骨で執拗な恫喝に「中国ってやっぱり野蛮で怖い国だね」と多くの日本人があらためて再認識したなら、かの島を「実効支配し切れていない」という(在らぬ)実態を世界に晒した!という汚点を差し引いてもなお、わが国にとって「自ら認識を質すための良き機会が得られた」と評価すべきでしょう。

地下資源に飢える人類にとって、もはや海は「陸つづき」と同じ。すべからく領土の外廓に浮かぶ島々は、軍事的な「橋頭堡」でなくて国の独立は保てません。そも《尖閣諸島問題》なんて愚題の根本は、今ほど国家経済が中国に依存していなかった時期に、粛々と「(橋頭堡たる)永続的な生活に供する施設を築き終えて」おかねばならなかったところ、それをただ漫然と怠り(米国の傘に甘え続けた)自民党政権の失策に他なりませんわ。

みるみるうちに変わり果てたウッディー島を見てごらんなさいよ【→画像参照】。

衛星写真が炙りだす(現在の)グロテスクな地勢のさまは、手当たり次第に周辺を食い荒らすバクテリアの顕微鏡映像のよーじゃございませんか^^; まさに、占有欲のカタマリにしか映らぬ「空母島」。「われらの領有は既成事実」と声高らかに宣言するなら、かくあるべし。

尖閣諸島が建造物の設営に適さない。平地がない岩場なのはワカります。しかし・・・だから、ってオモチャみたぃな簡易灯台?を立ててみたり、気を紛らすためヤギの群れを放ってみたり、あげくは沖に監視艇を浮かべたりするくらいじゃ手ぬるい!のです。「オレんちの目の前なのに、オマエの島だって? そんなの、オレの持ってる強さから言ってオカしいだろ。験しにオレが攻めてやろか。本当にオマエの島なら、守り切ってみろよ」と隣国から嘲笑されてしまうのですう。

な~んか、ヘンですよねえ。

かつて、そういう「領土」概念(=「獲って、獲らせない土地こそ我が領土」)を漢民族にキビしく教え込んだのは、他ならぬわたしたち日本人の祖父母らでした。何の威圧も及ぼせぬ土地は、どう足掻いても空しく他民族に奪われる・・・と、わたしたちの祖先は先ず欧米列強に教えられ、(受け売りで)アジア各地の占領民に知らしめてきました。

だのに。 「水に流す国民性」と言えば自慢?に聞こえますが、その実、わたしたちはナンと「救いようもなく、物覚えの悪い国民」なのでしょう。それを「高潔」と尊ぶなら、平和ボケも極まれり、です。

=== 【資料】日本がまだ領土拡大に野心的でいたころ ===

 > 「満州国へいらっしゃい」 戦前の観光キャンペーン映画
  ※ アメリカと交戦する前の話なので、富士山や着物と同じくらい「西欧的な暮らし」が奨励&美化されています。自由な旅行はおろか、まだ参政権すらなかった女性がレポーター役(俳優)でナレーションも担当。指導層による演出にせよ、この「活き活きした大日本国イメージ」が発散する異様なオーラはいったぃナニ? 
  ※ 今の中国人の底なしの自信や高揚感も、まさにそれ!であり、「満州国(ほどの広大な国土)を事実上ぶん獲った国が、今は小島のひとつやふたつでネバりやがって・・・おとなしく渡す気ないなら、今度は(その島を持つに相応しい)俺たちがぶん獲る番だ!」という昂ぶりが推し量れても^^;まいります。

=== 【資料】 ここまで ===

恨み辛みやネガティブ発想だけが良いとは言いませんが、売られたケンカにいちいちパッションだのビビリだので真っ向から応えてたら、それこそ「野蛮、あるいは賤奴」に成り下がります。きのう(=50年~100年前)のわたしたちの行いを丁寧に知り、相手の怒りの源を知ることが、(前述した辺境島の武装を含め)「適正な対応」を心がける活力となりましょう。今後の政権運営を担うかたがたのみならず、わたしたち選挙民が厳に心得なければならないのは、切に、そのことだと思うのです。
 
 

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す⊃ぽんはむ画像 投稿者:
す⊃ぽんはむ
  • 2012/01/26更新
  • 2010/09/25登録
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コメント (2)

2011/12/19

YowYez 昔と今は事情も違うでしょうがなんとなく同感ですね、本当は隣国皆仲良く出来れば理想でしょうが・・・

2012/01/27

す⊃ぽんはむ 「さんざ先進国に踏み込まれ続けた三代の恨みを帳消しにするには、国力MAXの今しかない!」という復讐心に憑かれている?よーにも思われる党上層部。北朝鮮の支配者ほどアブノーマルじゃないにしても、「突っつけばキレてやる、と居直っている」印象は否めません。「ホントにキレちゃったら」すかさず!どう処さねばならないか、常々(あらゆる最悪の局面を想定しつつ)準備しておかないとコワぃ状況ですねえ。

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