フシギナレストラン
不思議なレストラン
調布市で、ソーシャルワーカーの松浦幸子さんが、心病む人たちの社会参加を応援するために始めた、とっても変わったレストラン、「クッキングハウス」。
世間では、不思議なレストランと呼ばれて、その誕生10周年で松浦さんが本にしたものが、゜不思議なレストラン」教育史料出版会。このたび、続編「続・不思議なレストラン」も出ました。定価は、¥1,600。
「ひとりひとりそれぞれが 胸に抱いてきた 悲しさという名の
透明な水を ヤカンにつめて お湯をわかそう
白い湯気が 立ちのぼって行く お茶を入れて みんなで飲もう
外には冷たい 風が吹いていても ここはあったか
クッキングハウス
不思議なレストラン 心の居場所 ここにいても いいのですね」
(「不思議なレストラン」)
だれだって人生の途中で心が疲れたり、心の病気になることはあるはずなのに、「精神障害者」と呼ばれただけで、言われなき社会の偏見にさらされ隔離されて、受けとめあい育ちあえる関係を家族の中ですら築き上げることを難しくされている人たち。
「病気になってもならなくても、お互いに人間らしく、自分のペースを大切にしてのびのびとこの町で暮らしていきたい。心が疲れてしまった時、ゆっくりと安心して休ませてくれる場と、そのままのあなたで素晴らしいと受け止めてくれる人と、失敗しても大丈夫だよと、試してみられるチャンスがあったらどんなに嬉しいことでしょう。」
松浦さんは彼らとつきあう中でそんな場を作ろうと心に決め「クッキングハウス」を1987年10月、調布市の街の小さな12畳のワンルームからスタートさせました。
毎日ドアを開け放し、おいしい食事を一緒に作り、自分の思いを語り合ったり、絵を描いたり、旅をしたりているうちに、みんな自分らしさを取り戻し少しずつ元気になっていきました。
5年後には自然派・家庭料理のレストランを開店。福祉文化の拠点として地域に全国各地に発信し続けています。
- 2003/02/21更新
- 2003/02/21登録
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