ソノ・アヤコ
曾野綾子の「透明な歳月の光」
いつも歯切れ、小気味よいエッセイ(産経新聞 毎週金曜連載)
■46「人間はまず正当に、過不足なくものが見えることが大切なのだ。」03.2.21
~自分の国が長距離ミサイルも核兵器も持っていて、武器も売っているのに、人の国がそれらのものを持ったりしてはいけない、というのは身勝手だ。こういう理論は暗い部屋に老眼で乱視の人が住んでいるようなもので、筋道がよく読めないのである。
もちろんアメリカは、自分の国には良識があり暴走しないから大丈夫なのだ、と言いたいのだろうが、「私を信じて…」などと言う人を信じる人はばかだということになっている。「私を信じて…」と言った女性を信じてひどい目に遭った男たちも話は、昔から実につきることなく、今に至る間で未だ教訓的に続いているのだから。」
■106「結局、税金で戻ったということ」04.4.23
~上村司イラク臨時大使が、十七日イラク・イスラム聖職者協会のクベイシ師と会って二人のジャーナリストの引き渡しを受けた時、感謝を伝えたはずの川口外相の談話に不満が述べられたという。それは礼金がまだ支払われていないか、額が少なすぎるということだ。すべての関係は婉曲な言葉と現実的な金、という二重構造になっているのがアラブの文化だから、現実的には五人は日本政府の出した金(つまり国民の税金)で賄われて帰って来たのである。
- 発売元: ・産経新聞 毎週金曜連載
- 彼女の応援サイト→http://www.geocities.co.jp/...
- ▼40%<米軍事費が世界各国のそれに占める比率
- ▲米の1%<"Axis of Evil"(0.4%イラク+0.6%北朝鮮)
- ↑英国の国際戦略研究所「ミリタリー・バランス」年次報告より
- □「放置可」はでけん。…ジワジワ包囲網を縮めてくしかないか?
- 2004/04/29更新
- 2003/02/23登録
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