関心空間はエンターテイメントのクチコミも満載!

新着

... もっとみる
ログイン | ユーザー登録(無料)

リリイ・シュシュのすべて

  • リリイ・シュシュのすべての画像

僕が最も好きな映画のひとつ。
そういうと性格が疑われそうだが、事実そうであるから仕方がない。僕はきっと性格が悪い。

世間の評価はとっても低い。
非常に残酷だし、人々に多く求められる種類の映画ではない。実際僕は好きな女の子に勧めるのをためらった。

上の僕の考え方の構造のもつ悲しさ、そういったものをこの映画は描いている。この映画の悲劇は人々がレッテルを張り合うことから産まれている。そして産まれる悲劇は、この世の中で最悪のものである。でもそれで思考が停止したら(いや普通するけど)この映画を理解することは困難になると思う。

主人公は追詰められた状況の中で、リリイ・シュシュが歌う歌だけが救いなのだけれど、彼以外からみればその歌は非常に凡庸で、つまらないものだ。だけど彼にとってはその歌だけが救いなのだ。
放課後音楽室から聞こえてくるドビュッシーはけして、最高に美しいものではない。だけど彼にとっては、それが最高に美しいのだ。

他のもっと良いものを選ぶことだってできるかもしれない。しかしそれを選んでしまったら、今ある関係(例えば、音楽→救い)が壊れてしまう。浅田彰はこれを貧しい、と言っていた(と思う)。この種の貧しさは現代の日本の至るところに散らばっている。それって僕はすごく悲しい。でもどうしようもない。そのどうしようもなさをこの映画は見事に描ききっている。

リリイ・シュシュのすべて

このページに
携帯でアクセス

2次元バーコード対応の携帯で読み取ってください

ソラニ画像 投稿者:
ソラニ
詳細情報
  • 2001年10月6日公開
  • (監督・脚本)岩井俊二
  • (撮影)篠田昇
  • (音楽)小林武史
  • (出演)市原隼人、忍成修吾他
  • 2003/03/07更新
  • 2003/03/07登録
  • 4596クリック

ソーシャルブックマーク

  • このページを含むはてなブックマーク
  • このページを Yahoo! bookmarks に登録する
  • このページを del.icio.us に登録する
  • このページを livedoorクリップ に登録する
  • このページを POOKMARK Airlines に登録する
  • このページを Facebook に登録する

コメント (3)

2003/08/21

amashco えーと、好きな男子に勧めて、彼もこれを好きになってくれました。

ソラニ ぐっジョブ。>mashco

2004/06/14

Chibori この映画私も好きです☆心にズシッときました。

つながりキーワード (10)

市川実和子

  • (人のセックスを笑うな)

映画『人のセックスを笑うな』に、みるめ(松山ケンイチ)、えんちゃん(蒼井優)たちと同じ美術学校に通う生徒役で出演。 + 1976年3月19日生まれ。東京都出身。 9...

忍成修吾

  • (人のセックスを笑うな)

映画『人のセックスを笑うな』に、みるめ(松山ケンイチ)、えんちゃん(蒼井優)と同級生の堂本役で出演。 + 1981年3月5日生まれ。千葉県出身。 99年に『GTO』...

蒼井優

  • (人のセックスを笑うな)

映画『人のセックスを笑うな』に、同級生のみるめ(松山ケンイチ)に想いを寄せるえんちゃん役で出演。 + 1985年8月17日生まれ。福岡県出身。 99年にミュージカル...

とても痛い映画だった。 2回目見るのがとても辛かった。 でもやっぱり見たかった。 目を背けたくなるんだけど、痛むんだけど・・・受け止めたい。 世の中、こんなに惨酷なのか?...

2001年 岩井俊二監督作 この作品は、衝撃だった。 公開当時映画館で観たのだけれど、 スクリーンから聞こえてくるキーボードをカタカタと打つ音が、館内に鳴り響いてすごく...

十四歳の、リアル。を描いた美しくも、痛々しく、切なく悲しい物語。美しい故に余計に残酷に見えてしまうのかもしれない。 初めて見たときは鮮烈な印象を受けなかなか立ち上がること...

岩井俊二監督の映画です。 私は彼を「スワロウテイル」で知りました。 「スワロウテイル」を見たのはごく最近で、 とてもとても好きだったひとに見せてもらいました。 そのひとは「スワロウテイル」が...

岩井俊二の長編映画及び小説作品。DVD/VHSはビクターから、小説は角川書店から。 2001年劇場公開作品 出演:市原隼人、忍成修吾、蒼井優、伊藤歩 他 撮影:篠田昇 ...

岩井俊二

  • (マンデリン)

「スワロウテイル」「リリィシュシュのすべて」とても好きな作品である。 初めて彼の作品を目にしたのが、TVでの「ルナティックラブ」や「打ち上げ花火~」である。そして「lov...

今まで見た中で、 一番衝撃を受けた映画 ・・・だったと思う。 言葉ではどうにも言い表せないけれど、 あの衝撃は、結構なものだった。 凄い、ずどーんとくる、見た後に。 でも...

携帯でこのページにアクセス

リリイ・シュシュのすべて

2次元バーコード対応の
携帯で上の画像を読み
取るとアクセスできます

トラックバック (0)

まだトラックバックされていません。

トラックバックURL
http://www.kanshin.com/tb/keyword-267366

関心空間人気のキーワード

キャンペーン

ページの先頭へ ページの先頭へ