フェルナンド・レドンド
遂に彼がサンティアゴ・ベルナベウに帰ってきた!!
チャンピオンズ・リーグ2次リーグC組、ここまで4連勝で既にベスト8進出を決めているACミランが、敵地でディフェンディング・チャンピオンのレアル・マドリーと激突。この試合に勝たないと連覇に黄信号のレアルは試合キャプテン、ラウルの2ゴールで3-1と勝利したが、この試合の見所は、他でもなく後半途中まで先発出場したレドンドである。
彼はUEFAのMVPにも選ばれた2000年夏にレアル・マドリーからACミランに移籍してすぐ、ひざの故障により長らくリハビリを強いられていた(しかも彼はそのシーズンのサラリーの受取りを拒否したんだとか...)。と言うとチームもミラニスタも「復帰を首を長くして待ち焦がれる」感、強しにも思えるが、実際には「遂にレドンドもこれで終わりか...」的な見方が大方だったと思う。現にミランには代表でも成長著しいピルロが台頭してきているし、レアルも彼の放出後、エルゲラ、マケレレ、最近では同じアルゼンチン人のカンビアッソとボランチには事欠かず、増してやフィーゴ、ジダン、ロナウドの加入で「レドンドの時のマドリー」は完全に過去のモノになりつつあったのだ。しかし3/12(水)遂に彼は「ベルナベウ帰還」を果たした。後半の途中交代でピッチを出る際のマドリスタの反応はまさに鳥肌もの。ちなみに以前、バルセロナに在籍していたリバウドには終始大ブーイングの嵐。レドンドがどれだけ愛されていたか、を改めて感じさせてくれた試合でした。
プレー自体も悪くなかったです。全盛期の頃とまでは行かないまでも、美しくも(日本人ではナカタが有名ですが、彼もプレー中のピンと背筋が伸びていて、非常に姿勢が良い)ズル賢いプレーは健在で、前線へ繋がるボールの起点は殆ど彼からのボールでした。決して速さはないものの、潰すところは容赦なく行くし、いい選手であることを再確認。ミランは今季、未だスクデッド&チャンピオンズ・リーグを狙える位置にいるだけに、今後が非常に楽しみになりました。
残念ながら実力の割には(そもそも得点をする選手ではないし)、代表での実績がないので特に日本のマスコミでの露出はほぼ皆無(というより日本のマスコミは知らない・判らない)なので、衛星中継で彼のプレーを見ていたJリーガーが「目標とする選手」として名前を挙げるぐらいしかないでしょうが、間違いなくハズせない選手です。
アルゼンチン代表は今こそ彼を呼ぶべきなんじゃない?彼の経験とリーダーシップは絶対にプラスになるハズ。それともう1つ、鹿島や磐田のやうに強くなりたいJチームは是非とも彼のやうな選手を獲得して欲しい。きっとジーコやドゥンガのやうな役割を担ってくれるハズ。そうすれば生レドンドが見れるし。ちなみに髪を切ってこざっぱりした彼の外見は少しティム・ロビンズにかぶります。
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