くるまはかくしてつくられる
クルマはかくして作られる
割と内幕モノが好きなんです。ある製品の舞台裏で活躍した技術者のストーリーなんていうのが本棚に並んでると、つい手にとって眺めてしまいます。
これもそういう本です。毎日目にしているクルマの部品。シート、キー、ガラス、シートベルト…。こういった部品がどうやって作られているかを事細かに追いかけています。で、これがまた面白い。
例えば、タイヤの空気を入れるバルブ。あんな小さく簡単な部品でも月に4000万個作ろうと思ったらすごい工夫がある。
一番オモシロかったのは、プラスチックの金型に革シボを付ける話。全て手作業で根気よく作業を進めてプラスチックの上に、革のような手触りの模様を付ける。クルマに乗ってみてみれば、なるほど車内のプラスチック部品には革シボが必ず付いている。そうかあ、この部品を作るにはあんな苦労があったんだ。僕はこの時点でかなり感心しちゃってます。
読み終わって「日本人てすげぇなぁ。このモノづくりを負かすのは並大抵じゃない」と思いました。にわか愛国主義者みたいだけど、凄いもんだと感心しました。
クルマはかくして作られる-いかにして自動車の部品は設計され生産されているのか
福野礼一郎著
二玄社刊
- 2003/03/22登録
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