ミズキシゲル「カッパノサンペイ」
水木しげる「河童の三平」
●やっぱりすごい!水木ワールド炸裂!●
すんごい独特の世界観です。この作品、じつは小学生のときにおばあちゃんの家の近くにあった古本屋で見つけたのが出会い。子供心にこの世界観にどっぷりはまって、何度も何度も読み返したのを覚えています。
ときは昭和。東京オリンピックが開催された頃。ずんごい自然豊かな地でのびのびと育つ三平と河童や狸、小人たちとが繰り広げるユーモラスでちょっとスリリングな物語。純粋で正直すぎる三平をいいように騙して魂を奪おうとする死神も出てきたりする。ハラハラしつつもそんな三平を応援したくなる。
時に詳細に描きこまれた水木しげるならではの独特の世界観と、さんぺいの純粋なキャラクター故にかもし出すユーモアが今読んでみても面白い。
じつは当時1巻しかもっていなくて、ずっと続きが気になっていたのですが、どの本屋さんに行っても売ってなくて諦めてました。ところがどっこい、雑貨屋の「ヴィレッジヴァンガード」でふらふらしてたら、店の隅にある棚の最上段で発見!偶然の再開で文庫版になっている完全盤を手に入れることができたのでした~。1巻では分からなかったその後の物語(三平がお母さん探しをしにいく)が、小学生の頃から10数年の時を隔てて判明しかなり感動です。
田舎を舞台にした物語から後半は河童の大王なんかも出てきて軽くアドベンチャーな物語になったりする。とにかく、このなんともいえない世界観は水木しげるならでは。うーん、うまく説明できないなあ。うまい言葉が見つかれば後に説明を加えたいと思います。
*ちくま文庫で1200円(税抜き)です。
*以下は水木しげる氏のサイトです
- 2003/03/23更新
- 2003/03/23登録
- 3050クリック
「水木しげる「河童の三平」」を検索
このキーワードを共有する
-
トラックバック(0)






