シラスマサコ
白洲正子
白洲正子(1910~1998)随筆家
伯爵樺山愛輔の次女として生まれ,4歳より観世流梅若宗家の2代目梅若実に入門し能を習う.14歳でアメリカに留学する.
戦後,小林秀雄,青山次郎などと交流し,文学や骨董の世界に没入する.日本文化に関する多数の随筆ががあり,また骨董の世界では白洲好みと呼ばれるスタイルを作り出した.
東京の町田にある自宅「武相荘(ぶあいそう)」は一般公開されている.
彼女の随筆は読みやすく親しみやすいのだけど,やさしい語り口の中に厳しいことが書いてあり,彼女の骨太で激しい性格がうかうことができます.小林秀雄や青山次郎らの中に和って入ろうとするために,飲めない酒を飲めるようになろうとし3度も胃潰瘍になったとかいうですから,すごい人ですな.
自分の感覚や基準というものを大切にし,それを信じた人のようで,そうすることが白洲正子独特の美の世界を作り上げたのだろうな.お能を4歳から習い始め,50年以上続けたそうで,お能に関する造詣が深い.随筆の中でも,お能と絡めて語る部分があったりして,白洲のお能の解釈なんかが分かったりして,お能好きには興味深く読めます.
お能好きの人は『お能の見方』を一度読んでみてはいかがでしょうか.
- 2003/03/23更新
- 2003/03/23登録
- 7461クリック
このキーワードを共有する
-
つながり(7)
つながりキーワード (7)
NHKドラマスペシャル「白洲次郎」DVD&Blu-ray BOX
- (ハピネット)
激動の昭和史を駆け抜けた一人の「侍」がいた。 白洲次郎・伝説の生涯を初ドラマ化! ★11月20日(金)DVD BOX & Blu-ray BOXリリース★ ☆10月2...
白洲次郎
- (mami)
白洲正子さんしか知らなかったのだけど、たまたま本屋で見つけてその魅力に一気に読みました。陳腐な言い方だけど、とにかく格好いい。こんな日本男児が増えて欲しい。才能うんぬんは...
「白州正子の生き方」
- (tami606)
白州正子の美意識の源泉をとても分かり易くひも解いてくれる1冊。世に”白州本(本人の著作も含め、多数存在する解説本等)”は多数あるが、「最初の1冊」・・入門編としては最適。「白州ワールド」を旅...
旧白洲邸 武相荘
- (CLASH)
「野人」白洲次郎と「韋駄天」白洲正子。 この、世紀のカップルの住まいだった建物が、旧白洲邸「武相荘」として二〇〇一年の秋から一般に公開されている。 ちなみに武相荘の名は...
白洲正子
- (momoi)
『武相荘』を訪れた際に見たガラス玉のアクセサリー、手紙(レイアウト)にも独特のオーラがあり、目を奪われるものがあった。 身の回りの小さなことから美しさを見い出そうとする姿...
両性具有の美
- (イクマ)
白洲正子著.新潮文庫. 少年には,男の子とも女の子とも区別がつかないような性別を超えた美しさというものがあるという.そして,それに魅了されていく.いわゆる「お稚児さん」...
白洲次郎
- (CLASH)
1902年2月17日、兵庫県生れ。180cmを超す日本人離れした長身&ダンディな風貌。17才でケンブリッジ大学に留学、1928年・26才まで英国で過ごし、ブガッティとベン...








