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白洲正子

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白洲正子(1910~1998)随筆家

伯爵樺山愛輔の次女として生まれ,4歳より観世流梅若宗家の2代目梅若実に入門し能を習う.14歳でアメリカに留学する.
戦後,小林秀雄,青山次郎などと交流し,文学や骨董の世界に没入する.日本文化に関する多数の随筆ががあり,また骨董の世界では白洲好みと呼ばれるスタイルを作り出した.
東京の町田にある自宅「武相荘(ぶあいそう)」は一般公開されている.


彼女の随筆は読みやすく親しみやすいのだけど,やさしい語り口の中に厳しいことが書いてあり,彼女の骨太で激しい性格がうかうことができます.小林秀雄や青山次郎らの中に和って入ろうとするために,飲めない酒を飲めるようになろうとし3度も胃潰瘍になったとかいうですから,すごい人ですな.
自分の感覚や基準というものを大切にし,それを信じた人のようで,そうすることが白洲正子独特の美の世界を作り上げたのだろうな.お能を4歳から習い始め,50年以上続けたそうで,お能に関する造詣が深い.随筆の中でも,お能と絡めて語る部分があったりして,白洲のお能の解釈なんかが分かったりして,お能好きには興味深く読めます.
お能好きの人は『お能の見方』を一度読んでみてはいかがでしょうか.

白洲正子

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投稿者:
イクマ

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