トウキョウモノガタリ
東京物語
1953年.小津安二郎監督.笠智衆,原節子など出演.
ちょっとすごいよ小津安二郎.映画に引き込まれたよ.
映画全体がローアングルで,観ていて斬新,というよりも新鮮な気持ちだった.カメラが畳に座っている人の視線にあって,その位置から撮られている.そして,人をアップするときは顔だけのアップではなく,胸から上(胸像みたいな感じ?)をアップするのだ.で,カメラはズームアップもパンもせず,固定で常にとられているのだ.洗練,という印象を受ける.
作品のお話は,家族をテーマに描いているんだけど,観ていて辛い気持ちになって,切なくなってしまった.家族のそれぞれの思いがたんたんと描かれていって,それに小津独特の画面構成が重なって,なんとも辛い気持ちになってしまうお話なんだけど,それでも後味が良い.でも切ないんだけどね.
URLは東京大学の「デジタル小津安二郎」.
- 2003/03/23登録
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