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J.D.サリンジャー

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翻訳された小説は全て読んでいるはずです。
作家がアメリカで出版を認めていない初期の短編も荒地出版の本で読めるんですよね。
どの作品が好きというよりも、「グラース・サーガ」と呼ばれる一連の作品群がまとめて好きです。
「ライ麦畑でつかまえて」はやはりちょっと恥ずかしい。
「自分さがし」の主題はいかにも村上春樹好みですが。
4月に発売される村上春樹の新訳での興味は「インチキ」を何と訳すかということぐらいですね。

「ライ麦畑でつかまえて」で得るものより、サリンジャーの「完全な沈黙」こそ読み取るべき彼の最大の作品なのかもしれません。
隠遁生活を送るサリンジャーを追っかけたルポも何冊か読みました。
もう80才を超えていますがご健在なのでしょうか。
不謹慎を承知で言えば、没後未発表の作品が見つかるのではないかと密かに期待する私は残酷で欲深い読者です。


2010.01.29
ついにその日が来てしまった。
またシーモアに会いたい。

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ミノル

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