魚喃キリコ
帰省の電車の中で「南瓜とマヨネーズ」を読みながら、思わず涙目になりました。再び帰りの電車で地元で買った「blue」を読んだ時は、本当涙がこぼれ落ちそうになって途中で読むのを止めました。うちに帰ってこっそり一人で泣きました。今読み返してもじわーんときてしまいます。ほんの暇つぶしだったのに。おかしいですね。
僕がこの作家を知ったのは関心空間のおかげです。皆さんに感謝!感謝!しかも「南瓜とマヨネーズ」を手にしたのも単なる偶然で。たまたま関心空間をいろいろリンクしてたら、江戸川の同潤会アパートの見学会のことを知って見に行き、その帰りに駅の傍の本屋さんに何気なく立ち寄り、最近漫画にはまってたのでその本屋の漫画コーナーに行ったら、そこが凄い品揃えで!古屋兎丸の「自殺サークル」が平積みしてあったり、諸星大二郎の「栞と紙魚子」シリーズが全巻そろってたり、丸尾末広の「少女椿」が当たり前のように置いてあったり。もちろんキリコさんの作品もほとんど置いてありました。そこで思い出したのが古書で有名な三月書房のHPで踊っていた「南瓜とマヨネーズ」絶版!の赤文字。今思うと何ゆえ絶版なのかと不思議でしょうがないのですが、とにかくレア物に弱い僕はこれに飛びつき、手に入れた次第です。もしつまらなかったら、京都まで行って三月書房のおっちゃんの頭に蹴りでも入れてたでしょうが、今となっては逆にあの「絶版!」の赤文字が、神様のお導きに思えてくるから不思議です。皆さんも本とかに呼ばれるってことありませんか?
と、どうでもいいこと書いちゃいましたが、そんなわけで目下の楽しみは映画「blue」です。確かに彼女の作品はセリフもカット割も映画的だし(てっ、あんまり知らないくせに!)良い人が撮ればかなり良質な作品になると思います。それにやっぱりコニタンの制服姿気になるし。早いとこ見に行こ!
それにしてもこれほど美しく涙を描ける人が他にいるでしょうか。あのシーンに触れると、まるで登場人物にシンクロするかのようにこっちも涙してしまうから不思議です。(不思議ばっかりですけど)今までには経験したことのない感覚です。そうそう、それから「南瓜とマヨネーズ」という題名!気になってもう一遍見直して見たんですが、やっぱり一度も出てこないんですね。でもこの題名、一生頭に残りそうな気がします。もちろん「blue」も。ちなみに「南瓜にマヨネーズ」僕も好物の一つです。あーなんだか無性に欲しくなってきました。こういうのは黒田硫黄の「茄子」を読んで以来二度目ですわ。
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2003/04/02
くりとっけ 魚喃さんの漫画は、何だかリアルですよねーー。岡崎京子もリアルなんだけど、それと似たようで、でも対極に位置するものっていうか。もとガロ系ですよね。そうは見えないけど。
尽頭子 ガロ系というと「つげさん!(短絡的だなー)」というイメージが強いので、今一つピンとこないんですが、まーガロにもいろいろあるんですね。いろんな意味でリアル?っていうのが共通してるんですかねー。いずれにしろ嫌いじゃないジャンルです。いや、むしろ好きかも。岡崎京子。未読ですが、また呼ばれたらそちらの世界も覗いてみようかとも思います。
くりとっけ 岡崎京子は"pink"がお勧めです。機会があったら御一読を。
buruma 「日刊マッツ」で読んでます。http://www.mutts.co.jp/
ハルワ コミックアレ!で初めて目にして、それから気にかけるようにしてました。んー、線が非常にキレイですな。その点でblueの小西真奈美の人選はとてもよろしく思えました。
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