Enzo Mari の 無印良品テーブル
昨年、有楽町無印良品にて行われた「エンツォ・マーリ展」にて発表されたテーブルなどがまもなく発売開始になるようです。CASA Brutus編集の無印良品カタログにも出てますね。
…実は、上記展示会に使用された現物そのものを数点入手しました。
まずはメラミン張りの丸形天板(φ600)にスチールの足(H720)が取り付けられたもの。パッと見は、エンツォ・マーリ氏の名作家具「CUGINO」を思わせる風情でステキです。当然、巨匠御本人によるデザインです。
デザインはというと、極端なまでにシンプルかつ合理的。スチールのフラットバーをちょいと曲げて脚とし、同じくスチールのフラットバーをリング状に曲げたキールに2点でビス留めしただけ。脚はわずかに外側へ向かって開いており、荷重がかかるほど外に向かって開き安定度を増していく。まさに感嘆の吐息しか出ない簡単な構造。素晴らしい。天板はなんでも良いようですが、いろいろな要素からMDFに白いメラミン張り+積層合板風木口シールとなったのでしょうか。試作品では色バリやガラスのものもあったようですが、もっとも消極的なものが選ばれたように思えます。フィニッシュはともかく、デザインは素晴らしいです。
良いモノを褒めちぎるのもアレなので、以下、気になった点など。
*机上面高すぎ。欧州仕様?
*工作精度低い。ガタつく。←自分で治しました。
*天板がメラミン+木口は積層合板風プリントシート張りのインチキ化粧板仕上げ。しかも、仕上げは雑。これに伴って『無印良品』ぽいチープな雰囲気が増幅されてるのもイマイチなところです。「これでいい」という企業方針なら、インチキな化粧なんかするな!と言いたいトコロ。本物のプライウッドがコスト的に無理なのであれば、MDFかガラスの素材感そのままで十分だと思います。(もちろん、すでに改造用にシナベニア共芯の特注天板を発注済み)
*もひとつおまけの文句ですが、やはり日本の住宅事情においてはφ600の丸形ダイニングテーブルつーのは使い難いかも。中途半端な寸法です。
とまあ文句を連ねたのだけども、実際はけっこうステキです。
話題作りに終わらず、完成度を高めて長く続けてほしいものです。
----
20030408
紹介記事を発見しました。
http://www.designboom.com/eng/...
----
20030410
ミラノサローネで無印良品の展示やってます。
http://www.design-unfolds.com/...
■








