モチヅキカリン
望月花梨
思春期女子特有のゆらゆらした気持ちを描かせたら
この人の右に出る漫画家はいないんじゃないだろうか。
手の届かないものへの憧憬や
成長の代償としての痛み、
ものごとがうまく運ばないもどかしさ、
ストレートに表現できない愛情。
どれも身に覚えのある感情ばかりで
読み進めるうちに思春期を追体験してしまって、痛い。
その確かな表現力と
描線に漂うそこはかとないエロさ(笑)に
ひきつけられます。
お勧めは「スイッチ」全2巻。
教師と生徒の恋愛、というありがちなテーマが
彼女なりの視点で丁寧に描かれています。
次の新作が待ち遠しい。
- 2003/04/09登録
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