山海塾
前衛舞踏集団、全身を白く塗り、踊る。
映像作品が手に入らないのが残念!
昔NHKで「卵を立てることから-卵熱」の放映を収録したビデオが唯一のライブラリーです。
作品、ものすごくゆっくりと繰り返し踊っているところを、早送りで見ると完璧に同じ奇跡を描いているのがすごい!!感動でした。
解説によると
「日本を代表する舞踏カンパニー、山海塾。86年にパリで初演された本作は、水をはった舞台上に、静かに砂と水が降り注ぐなか、卵をモチーフに、息をのむほどのダンスが繰り広げられます。「生命へのレクイエム」と評された世界をご堪能ください。」
まさしくそんな世界が現出した作品。どう表現してよいかわかりませんが、素地が日本文化・日本人ならではの作品。
(宇宙と交歓する肉体 山海塾「仮想の庭ーーうつり」 (日経新聞 2003/10/6)抜粋)
「西洋の舞踊が、体の中心に軸を据え、力をためては放散し、反動をつけては跳躍したり回転したりするのにたいし、日本で生まれた舞踏は「ため」のない動きをめざす。動きの軸は体の中心にではなく、体じゅうに拡散している。そのために、ほんの小さなしぐさまでもが豊かな表現力をもち、眼に快い。
髪を剃った白塗りのダンサーたちは、胎児にも見えるし仏僧にも見える。そのダンサーたちが現出させる、時間も場所も超越した瞑想の空間は、見る者に、肉体という小宇宙と大宇宙との交歓を実感させ、百万言費やしても表現できない人間存在の深みを体感させる。ひょっとしたらこれは極楽浄土の幻なのではないかという気にすらなる。・・・・」
これって、まさに古武術の体裁き。
日本より海外の方が有名のようですが、日本を踊ってると思います。
山海塾ニュース
<2007・03・04>
山海塾HPより
1975年に主宰・天児牛大によって設立された舞踏カンパニー。
1980年より海外公演を開始、
1982年からは、世界のコンテンポラリーダンスの最高峰であるパリ市立劇場を創作の本拠地として、以降およそ2年に1度のペースで新作を発表中。
82年以降の山海塾作品は、すべてパリ市立劇場との共同プロデュース。日本生まれながら、厳しく作品の質を問う同劇場が、連続して20年以上にも渡り、共同プロデュース形式で創作を支援し続けているカンパニーは、現在、世界でも山海塾のみ。
2005年12月、パリ市立劇場の 2005年の最後を飾るプログラムとして、新作『時のなかの時―とき』を発表。創立30周年を迎え、同劇場との共同プロデュースは異例の11回
山海塾の作品は、演出・振付のほか、空間や衣裳のデザインも総合的に天児牛大が創作。天児は一貫して舞踏を「重力との対話」として捉えながら、「誕生」「死」といった普遍的な人間の内的本質に迫る。身体言語に基づく独自のアートフォーム(表現形態)を創りあげたこと、その作品の普遍性、そして何よりもその表現の芸術的強度によって、世界各国できわめて高い評価を得てきた。
ローレンス・オリヴィエ賞受賞
山海塾は、2001年5月にロンドンのサドラーズ・ウェルズ劇場で『遥か彼方からの―ひびき』を上演。同作は、2002年2月15日、イギリスで最も権威のある舞台芸術賞であるローレンス・オリヴィエ賞の“最優秀新作ダンス作品賞”を受賞。
第6回朝日舞台芸術賞グランプリ受賞
キリンダンスサポート受賞
07年1月、山海塾の『時のなかの時―とき』が、年間のベストステージに対して贈られる朝日舞台芸術賞のグランプリを受賞。さらに、受賞対象となったダンス作品の中から、選ばれるキリンダンスサポートが贈られた。
世界41カ国で支持
山海塾はヨーロッパだけではなく、アメリカ、オセアニア、アジアなど世界41カ国のべ700都市以上でワールドツアーを行っている。(2007年1月1日現在)
2007/3/4 HP変わってました。
- 2003/04/13更新
- 2003/04/10登録
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