ハイレッド・センター
高松次郎、赤瀬川原平、中西夏之の3人 により1960年代前半に結成された芸術(あるいは反芸術)グループ。
「東京ミキサー計画」「シェルタープラン」「首都圏清掃整理促進運動(写真)」などのパフォーマンスを敢行。
岐阜県の林道を不法占拠しているという白装束の団体を見て思い出した。
「白衣を着てわけのわからない行為をしている団体」という共通項が既視感となってあらわれたのだろう。
パナなんとかという白装束たちが「芸術」にならない理由は、彼らの方法にあるんじゃない。
彼らがそれを「芸術」だと宣言していないことと、そのような「芸術」あるいは「反芸術」がとっくの昔に終わってしまったからだろう。
三浦俊彦さんも書いてるが、芸術とは〈用意周到なる悪ふざけ〉なのだ。
しかし困ったことに彼らは「悪ふざけ」ではなく、何だかしらないが「良いこと」を「真剣に」やってるらしい。
もし、彼らが突然白装束を脱ぎ捨てて、「今までのは新しいパフォーマンス芸術でした」と言いだしたらどうしよう。
どうもしないか。
その時代について書かれた赤瀬川原平さんの本『東京ミキサー計画』『反芸術アンパン』は傑作です。
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コメント (5)
2003/04/30
島崎丈太 私も「白装束の団体」のニュースを見て、この辺りのパフォーマンスかな、と一瞬思いました。 今からでも遅くないから、パフォーマンスだった、ってことにして、説明すればいいのに。 説明が無いと、本当に怖いですよね。(オウム真理教みたいな件もあったし)
ミノル 説明されても「スカラー波」とか「第十惑星」などの「学術的」な専門用語が出てきそうです。はたして理解できるかどうか。
2003/05/02
tomopoly 実はわたしもあの集団を見て、ハイレッドセンターを思い出しました。実はパフォーマンスだったりして(笑。「東京ミキサー計画」大好きです。
ミノル あれが『絶対に「これはアートだ」とは言わないアート』だとしたら、それはアートなんでしょうか?
反芸術も超芸術も非芸術も「芸術」が存在するという前提なくしては不可能な概念ですから何処かの時点で「芸術」という言葉と触れ合うわけですね。逆に言うと白装束の集団が「これはアートだ」と言い出したら「アートとはなにか」について考えなくちゃいけなくなる。
それはいやだなあ。
2003/05/03
汁ヨニ ああ、アレ、アートだったんですネ、ナルホド。多分、裁判所で「あれも芸術、これも芸術」と言い出すんじゃないでしょうか。
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