だっしゅ
奪取
織田祐二主演で映画化されたホワイトアウト(実はまだこの映画は見てないのだ)の原作者である真保裕一氏の、ジェットコースター冒険活劇小説。
危ない金融屋から借金をした雅人、それを助けようとする道郎の二人がパソコンや機械を駆使して偽札を作るという物語。
その背景の書き方や、心理描写はもちろん、真保裕一氏の真骨頂である入念に調べられた知識を元にした、技術的な考証がすごい(あぁ、ボキャブラリーがない)。
なんだけど、真保裕一氏らしくこれだけで終わらないんだなぁ。ポンポンとテンポ良く軽妙洒脱な表現でストーリーは突き進み、あっと驚くトリックや展開で、上下2巻のボリュームを感じさせない、筆力を思い知らされます。最後の最後までドキドキ・ワクワク感がある、かの名画「スティング」みたいな雰囲気もいいっす。
あまりミステリーって読まないんだけど(邪馬台国はどこですか?は別ね(笑))、真保裕一氏だけはハマっています。
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