ヤコブ
ヤコブ
旧約聖書の創世記に登場するアブラハムの孫、イサクの息子で、後にイスラエルと呼ばれるようになる(これが現在の国家イスラエルの由来)男性。
父イサクが兄エサウに与えようとしていた祝福を、母リベカに半分そそのかされつつ、エサウに変装してイサクを騙し、祝福を奪ってしまったことから、ヤコブは旅に出ざるを得なくなる。
ヤコブは頭が良く、計略に長けており、叔父ラバンとの駆け引きでもその能力を遺憾なく発揮する。しかし、人間としての知恵がもたらすものはいずれも一時的な成功に過ぎず、次第に神との対話、すなわち祈りによらなければ解決しないことを悟るに至る。この、人間としての知恵にたよるヤコブが祈りに導かれる過程こそがヤコブに関する聖書での記述の中心であり、僕は、ヤコブに、高度情報化社会(死語かもしれないが)である現代に生きるキリスト者の像を見ることができるのではないだろうか、と思う。
- 2003/05/18更新
- 2003/05/18登録
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