祥伝社新書 190
発達障害に気づかない大人たち
大人のADHDの次に読みました。
3冊の中では一番まとまっている印象を持ちました。
新書だから?出版年が最近だから?著者が日本人で本人もADHDだから?
あるいはワープロに書き写した奥さんの功績だったりして。
ADHDだけでなく、アスペルガー症候群・自閉症・LD(学習障害)などを含む発達障害を対象としています。・・・と著者は書いていますが、印象としてはADHDとアスペルガー症候群を主に書いている気がします。
著者は「“発達障害”ではなく"発達アンバランス症候群”という呼び方にすべきだ」と提唱していますが、該当すると思われる大人が1割以上いると考えられること、アンバランスな特性の中で際立った部分に注目すれば社会で活躍する場は十分にあることを考えれば、より相応しい(あるいは社会にとって効果のある)呼び方だと思います。
ADHDには、多動性・衝動性・不注意という要素があるそうです。アスペルガー症候群との違いも分かりやすかった。「孤独」を知っているのがADHD、「孤独」ということに鈍感なのがアスペルガー症候群(という理解)。
構成は「大人のADHD」と同じだと思います。
序章、よくを言えば1章を読んで印象が良ければ購入してみてください。
新書なのでランチ代くらいの値段で買えますから、とりあえずの一冊として参考書籍を求めているなら、買っても損ではないと思います。
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