ノルウェイノモリ
ノルウェイの森
村上春樹をスターダムにのし上げたベストセラー。私のバイブルでもある。
初読は高校生の時、ちょうど受験期、本などにはまったく興味がなかった時代。あのクリスマスカラーで本屋に山積になっているのがイヤだったのだが、当時の親友に貸与されはまった。男子校だったせいもあって、思い描いていた「恋愛」とは程遠いものが書かれていたため、ただ「恋愛小説」と区切ってしまう筆者の意図がわからなかったが、年を経て読み返すたびにその感覚に近づいて行くのを感じる。ようやく歳相応になってきたのか。
大学時代、入社後も何度となく読み返し、今では一字一句とは言わないものの、だいたいどこに何が書いてあったかも思い出せるようになってしまった。持ち運び用に買った文庫本もかなりくたびれている。100回以上読み直したというのはおそらく本当だろう。私は決しt読書家ではない。
個人的には下巻が好きだ。小林緑の登場回数が多いから。初読から変わらないのはこの点である。
本を読むと、その筆者に会って話したくなるものだが、この本は特にそうである。村上氏が、ただの表現がうまい小説家なのか、本当に興味をそそられる人物なのか、会って実感したい。
今でも村上春樹の小説は普通に刊行されているのは全部読んでいると思うが、やはりこの本に受けた影響が一番大きいと思う。
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コメント (4)
2003/06/03
プラ・ヤギ 「100回以上読み返した」って、ものすごい入れ込みようですね。僕は1回こっきり、だからもうストーリーもあんまり憶えていない。でも読みながら泣いたことは憶えている。
Kaye 是非もう一度お読みください。歳相応の感じ方があると思います。
Poughkeepsie 「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」なぞは?
Kaye 初期の作品はみんな好きです。読んだ順に書いて行こうかな、と思っています。ということで次は「風の歌を聴け」について書きます。
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風の歌を聴け
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