水軒駅
2002年の5月いっぱいで廃線になった南海・和歌山港線の和歌山港~水軒の終着駅で、その存在自体がシュールな駅だった。
この駅は南海電車の終着駅で手前の和歌山港駅までは大阪・難波から特急が直通していた。
ならば本来は本線の終点とでもなるのだが、水軒までは1日2往復しか走らなかった。
しかもその時間は朝9時頃と夕方3時頃という時間で通勤にも通学にも関係ない時間だったという。
そのために実際は空気輸送みたいな状態だったらしく、鉄道マニアにまで面白半分に根性試しで乗るような路線だったのだ。
そんな駅ならかなり情緒もあるだろうと思うだろうが、昭和46年開業の無人駅なのでこの写真の通りかなり味気なく、何かの引き込み線のようにしか思えない感じだった。
去年の4月に和歌浦の廃墟群を見ようとクルマを和歌山まで走らせたついでに見たのだけど、ある意味きれいな廃墟といった感じすらあった気もする。
もうこの駅はない。何の為に生まれてきたのか水軒駅よ…。
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