東京装置/小林 紀晴
装置のような巨大都市、東京。ここを転がってきた10年余の自分自身の物語と、同じ街を漂う13人の姿。写真と言葉で語りかける、現在形の「東京物語」。
「僕らはこんな時代のこんな街に住んでいる。
匂いもなく、掴む事も出来ない。明日どんな色を
しているのか、いつ消えてなくなるかわからない光のような存在のまま、僕らは生きている。
その光は明るく揺れて、残酷なまでに何事もないように東京というスクリーンに映し出され続ける。
光は時に痛みと悲しみに満ちている。」
■小林紀晴 Kobayashi Kisei
1968年長野県生まれ。東京工芸大学短期学部写真科卒。新聞社カメラマンを経て1991年よりフリーランス。以後アジアを中心とした写真を発表。 2000年12月より2002年1月までニューヨーク滞在。1997年日本写真協会新人賞受賞。代表作に『ASIAN JAPANESE』『DAYS ASIA』など。
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