「かぜのかえるばしょ」みやざきはやお
「風の帰る場所」宮崎駿
2002年7月に発刊された、宮崎駿監督へのロング・インタビュー集。
1990年~2001年まで間、5回に渡って雑誌に掲載されたインタビューを、一冊にまとめた書籍です。
ふとしたことで読む機会があったので、紹介します。
インタビュアーが、ぼくの青春時代に少なからずとも影響を与えてくれた音楽評論家の渋谷陽一氏だというのにも、驚きましたが、ふたりのやりとりがとても面白い。
渋谷氏の挑発的な質問に、本気で答えている宮崎監督の誠意、思想、生きざまが、リアルに伝わってきます。
中にはこんな発言もあったりして、子育ての参考書にもなるんじゃないかな?
「例えば、子供がある肯定的なものに、作品の中で出会ったとき、こんなひといないよとか、こんな先生いないよとか、こんな親いないよって言っても、そのときに『いないよね』って一緒に言うんじゃなくて、『不幸にして君は出会っていないだけで、どこにいるに違いない』って僕は思うんですよ」
ぼくも子どもと一緒に「いないよね」って言う方だから、少しだけ反省しました。
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