オオツキケンヂ
大槻ケンヂ
この人ならではの特殊な視点で観察した紀行ものが好きである。気弱そうな、おどおどした表情も素晴らしい。
☆「オーケンののほほんと熱い国へ行く」新潮文庫。 ↓
タイとインドの旅行記。《暑い》ではなく《熱い》を使用したことにより、インド亜大陸の理不尽なまでの熱気を表現することに成功している。インド人のもつ得体の知れないパワフルさをたくみに観察した本。文章も練達。既読のオーケン紀行記のなかではいちばん面白かった。
なおこの本は、インド旅行記の傑作「インド鉄道紀行」(宮脇俊三著。角川文庫)と併読することをおすすめ。
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