タンニショウ
歎異抄
親鸞上人の言葉を、唯円が記したとされる書。
この書を読む直接のきっかけになったのは、司馬遼太郎の「人間について」と言う本に、紹介されていたからだった。家が真宗であるため、元々興味があり、それで反応したのだろう。
しかし、そのときは(約一年前)、買うことも無く、「おおっ」と言うだけで、それ以上は無かった。
しかし先日、ネットの友人が雑誌に記事を執筆したと言うので某有名スーパー(今度線路を跨いで巨艦主義の某有名スーパーが出来るのは勘弁して欲しい)の小書店(そこでもあるだろうと思うほどの有名雑誌だったのに)に行ったが、無かった。そこで、今度は柳瀬尚紀の本を探しに(笑)文庫スペースを右往左往した。…しかし、無かった。そして、岩波の所へいって、「オデュッセイア」を(爆笑)探した。そして、目に止まったのがこの本。
紆余曲折を経て、昔のことを思い出し、裏表紙の値段を確認し、結局買うことにした改版の再版の岩波の青本の歎異抄。三百円だからなのか、印刷が汚い。
それを差し引いても(そんな必要は何処にも無いが)、はああああと言いたくなる本です。これが、真宗か、そう思えます。良い事をするのも、悪い事をするのも、宿業であるから、それで、浄土に行けるかどうかは左右されない、弥陀を信じればこそ、浄土に行ける…。もしこれを信じて、地獄へ行くのだとしても、私は法然上人を、仏陀を信じているから、却って本望だと、そう有ったように思います。
解説もそんなに無く、多少理解できない用語もありますが、古典に有る程度通じているならこれで十分でしょう。一度お読みになってはいかが?
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