タオヤメ
たおやめ
明朝及び楷書の漢字と組み合わせるかなのデジタルタイプ。
タイポグラファ今田欣一(欣喜堂)と朗文堂・組版工学研究会が共同開発した、「和字Revision9」に収録されている。
開発の経緯は、Vignette05「挑戦的和字の復刻」(朗文堂)に詳しく記されている。
たおやめは川口印刷所新刻五号明朝体を復刻させたかな書体。
1936年(昭11)の「日本印刷需要家年鑑」中の川口印刷所が担当したページをスキャンし、デジタル化、細心の注意をはらった修整を重ねたとある。
同じく和字Revision9に収録された「はなぶさ」に比べると、たおやめのほうが脈絡が強くクラシックな雰囲気が出るが、エレメントとして整理され、より明朝の漢字との組み合わせに適していることがわかる。
2003年8月現在、有山達也氏がさかんに用いている。
日比野克彦「100の指令」は代表。
また、SonyのQUALIAの雑誌広告やFlash(QUALIA000)で使用されている。
http://www.sony.jp/products/Consumer/...
「うりざね顔で柳腰」が開発のキーワードだと前掲のVignetteには記されている。だから、たおやめ。
イワタ明朝オールド同様、今後DTPで多く用いられるに違いない。
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コメント (8)
最新コメント5件
2003/08/21
shachi ここ、仕事早いよね。頼むとすぐくる>ろぶんどう
2003/10/21
つきみ 「100の指令」、なぁんだかわからないけど気になって、書店でずっと眺めいじくり倒していました(笑)。何もしてない(ように見える)のに、ここまで端正な印象を受けるのはなぜだろうと思っていたら…そっか、タイポが違ってたんだ。紙やインクも素敵でした!
amashco しかも「100の指令」は、わざと滲みとか擦れを作ってるページがあります。うーんサスガ。
2003/10/22
つきみ なるほど。でしたらあの価格にも納得です。そうしたこだわりをちゃんと実現してしまうトコロがすごいですね。企画~印刷製本まできっちりマネジメントされてることがわかります。うーんサスガ。…話それてすみませんでした。
2003/12/26
amashco 12月に出たVigneette11「和漢欧書体混植への提案」では、今田氏がさらに新しい書体を開発しています。「ばてれん」というきりしたん版から製作した書体がきれいです。つかいよさそう。
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