ローラ・ニーロ/ゴナ・テイク・ア・ミラクル
シンガーソングライターとしても名声の高いローラ・ニーロ、ここでは自らの原点に立ち返り、全編にわたりR&Bの名曲をカヴァーしてみせた1971年の名盤。プロデュースにギャンブル&ハフ、バックコーラスにはラベルを起用し、伊達や酔狂ではない、本物のストリート・ソウルを聴かせてくれます。
このアルバムが素晴らしいのは、ただの企画アルバムとか、ただの名曲集なのではなくて、ニューヨーク生まれのニューヨーク育ちであるローラ・ニーロ自身の生い立ちや、地下鉄のひびき、街角のざわめき、四辻からのすきま風…のようなものまで聞こえてくる気がするところにあります。
ローラ・ニーロ、ニューヨークの天使とうたわれた彼女も病魔には勝てず、97年に卵巣癌のために亡くなってしまいました。まだ49歳という若さでした…。でも、「ゴナ・テイク・ア・ミラクル」のフェイド・アウトはいまでも、夜の街角に鳴り響いているに違いありません。
- 2003/09/04更新
- 2003/09/04登録
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