ぢんぢんぢん
ぢん・ぢん・ぢん
暴力と性の描写がずば抜けて素晴らしい。それに絡む自意識/自尊心の崩壊、地獄、そして・・・
暴力にともなう昂ぶり、セックスにおけるエロティシズム、すごくあたりまえのことだけれども、そういうものを知っている者ならばありありと思い描くことができるのではないだろうか?
それらの感情や感覚を持ち、性や執着・自尊心の生み出す地獄というものが、このように表現されうるものだということに、とても感動しました。
一昨年に読んだ作品で最も印象深かったものです。この作品以後、花村萬月氏の他のを読み漁るようになりました。
そういえば、今すんでいる土地に移り住んで、人に紹介されて読んだはじめての小説でした。その人に出だしを読んだ時点で、意見したけど、読み進めるうちにはまっていきました。
ノート)
こういう、自らの「存在」の意味を考えさせられるようなことには、人は簡単には対処できないようだ。そして、それはそれを体験した人間でなければ理解できない。偉そうに人を見下す裁判官だろうが、学校の先生だろうが、皆その型の中で仕事し、それに守られているだけ、そういう気持ちが理解できると勘違いしている。そして、人を裁くんわけね。で、それは私自身も否定できないのだよな。
だから、カミュの「異邦人」は、やっぱりすごいと思う。
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コメント (4)
2002/03/18
shino.f 花村萬月氏のこの作品はわたしもことあるごとに人に語っています。 ちょっとしんどい描写が多くて、すべての花村作品を読むのはできないだろうけど、この作品は、もう最初から最後まで一気に駆け抜けるように読みました。 わたしの感想→http://www.freedomcat.com/essay/2001/...
notekk shinoさん、コメントありがとうございます。感想読ませていただきました。私は、宗教的なものを毛嫌いするところがあるのだけれども、この人の正面きって表現・定義するやり方、私にとっては特に自尊心でしたが、には自分でコントロールのつかない感情を整理するきっかけを与えてもらったように思います。
notekk 「ジャンゴ」確かにエグイっスよね。
2005/05/30
matukenzi ノートでの言葉はそうですね。同じ悩みや境遇を持った人でないと分からない部分でありますし、そうでなければ職業にならないところもありますよね。
私は鬱持ちですが、健常者にどれだけ説明しても、やっぱり理解は難しいようですね。実の親でも分からない。同じ病気を持つ人ならば分かってもらえるので、現代のインターネット社会は本当にありがたいです。
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