矢野顕子/SUPER FOLK SONG
「言葉はめんどくさい」と言って、スキャットなんかで奔放に歌ってもみせる矢野顕子のピアノ一本の弾き語りだけど、ここではどうしてもその言葉そのものが染みてくるのだからしょうがない。1992年の遅すぎたようなアンプラグド名盤。
谷川俊太郎作詩の「夏が終わる」や、鈴木博文の「大寒町」、THE BOOMの「中央線」、はちみつばいや山下達郎にヤング・ラスカルズ…彼女自身の曲への愛が満ち溢れているので、どれもまるでできたての新曲のように聞こえてきます。
それまで、どこか「天才」の一言で済まされてきたような感もある矢野顕子の、正真正銘の実力を惜しむことなく味わうことのできる、家宝もののアルバムです。
- 2003/09/08登録
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