Stevie Wonder meets Malcolm Cecil
これは盲目の天才・スティーヴィー・ワンダーと70年代前半におけるスティーヴィーの更なるサウンド革新を与えた人物マルコム・セシルとの話です。
画像はStevie Wonder『Fulfillingness First Finale』。
1960年代後半、人気シンガーとして数々のヒットを放っていたスティーヴィーだったが、ただ歌うというだけの自分に疑問を持ち、『My Cherry Amour』をリリースした69年、作曲とアレンジを学ぶためボストン大学に入学、完全分業システムであったモータウン下にありながら、1971年発表の『Where I'm Comimg From』より自ら制作に関わるようになる。そしてその翌年の72年、スティーヴィーはモータウンとの再契約の際にセルフマネージメント権と、創作の自由の権利を獲得することになり、あらゆる音楽シーンに影響を与えた彼の全盛期がまさにここからスタートしようとしていた。
70年代初めのこうした状況のもと、オリジナルな、自分独自のサウンドを模索していたスティーヴィーにとって決定的な出来事があったのだった。
それは、Tonto's Expanding Head Band『Zero Time』との出会いである。このアルバムはすぐに彼のお気に入りとなり、バンドの中心人物であるマルコム・セシルとロバート・マーゴレフをスタジオに迎え入れ、再契約後の1972年、新しいスティーヴィーの始まりを告げる初のセルフ・プロデュースアルバム『Music of My Mind』を完成させる。当時スティーヴィー若干21歳である。
その後の活躍は周知の通りで、音楽がもつすべてのものを含んだ幸福の3部作『Talking Book』『Inner Visions』『Fulfillingness First Finale』までこの2人との関係は続いた。彼らが生み出した、メロディアスで、ファンキーで、斬新なアイディアに満ち溢れたこれらの作品群は、数多くのアーティストたちによってカバーされ、サンプリングされたが、オリジナルの輝きは未だ衰えをみせないままである。
私は、この1970年から『Songs of Key of Life』を発表する1975年までのスティーヴィーとマルコム・セシルの各々の関わった仕事も特別好きです。
以下リンク先は、マルコム・セシルの主な仕事です。
http://www.allmusic.com/cg/amg.dll?...
- 2004/03/16更新
- 2003/09/13登録
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1960年代JP
- (ヨクナルナル)
結構面白いです。 1960年代生まれの方は 是非覗いてみてください。
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