Club-House in バンクーバー
これは学校ではありません。カナダ、バンクーバーのダウンタウンにあるちょっとしたサークルのような場所です。
私は95年から97年の3年間、バンクーバーで生活しました。その時ここに本当にお世話になりました。
バンクーバーはウィスラーっていう大きなスキーリゾートが近くにあったり、日本人観光客も多いのでワーホリで行ける国の中でも人気が高いエリア。日本人の移民の方も多い。そんな環境なのでとにかく日本人がうじゃうじゃいる。ダウンタウンを歩くと日本語が聞こえてこないことはない。日本人の経営する書店、旅行会社、コンビニ、レストラン。。。はっきり言って日本語だけでも生活できます。だから最初は「英語をマスターするぞー」っと意気込んで来ても、結局日本人ばっかりとつるんで英語なんて全然しゃべれるようにならなかった、なんてことも多い。実際そういう人を多く見てきました。
そんな誘惑の多い?場所で私が英語をペラペラ話せるようになったのは、このClub-Houseに通ったからです。もう帰国して6年近く経つので自分の英語力もかなりお粗末なものになってきて、「海外に3年いたー!」なんて大きい声じゃー言えなくなりましたが・・・^^;
ここのシステムは、英語をネイティブと話したい日本人がお金を払うことによって成り立ち運営されてます。そして会話の相手をしてくれるカナダ人は全てボランティア。ボランティアをしてくれるカナダ人はその見返りに、日本人のボランティアによる日本語レッスンを受けることができます。ここに集まってくるカナダ人は正に老若男女。多いのは日本語を勉強している学生さん、日本に行く予定のある人、柔道を習っている人など。あと日本のアニメって世界的に人気ありますよね?そこから日本の文化や言葉に興味を持った人。下は15歳ぐらいの青年から80歳ぐらいのおじいちゃん、おばあちゃんも中にはいます。
なぜここで英語が上達するのか?
日本人もある程度レベルでグループ分けされているので、Beginnerのグループは必然的に人数が多くなりますが、それでも最高5人ぐらいまで。そのグループに一人カナダ人ボランティアがつきます。ここまでは環境的なことを考えると、日本にもよくある、例えば駅前留学謳ってるような英会話学校なんかと一緒ですよね。
授業?と呼ぶと語弊があるかもしれませんが、その決められた時間ですることで一番多いのは、はっきり言って雑談。なにしろ先生?というか会話のパートナーになってくれるのは、「教える」ことを専門にしている訳ではない、一般のボランティアのカナダ人なんですから。人によっては特に顔見知り同士だとちゃんとテーマを決めて話すこともありますが、大抵はお互い自己紹介をしていくうちに自然と話しが広がっただけのパターンが多い。ちゃんとテキストを持ってきて「授業」をする人はほとんどいません。ちゃんとしたレッスンプランがあるか、ないか。ある方がなんとなくきちんと上達するようなイメージってありませんか?でもプランなんてなくても言葉って覚えられるんです。
日本の英会話学校なんかで教えてくれる外国人は大抵、日本人独特のなまりや癖のある下手な英語に対する慣れがあります。もちろん文法的な間違や、もっと良い表現があったら指摘してくれるでしょうけど。先生ですから。
でもClub-Houseにいるカナダ人にそれは通用しません。きちんと正しい発音でないと、ほんとーに簡単な英単語も理解してもらえないこともあります。
例えば「Onion」。玉ねぎですね。これを日本人風に「オニオン
」と何度言っても、例えスーパーの中で「この状況なら察しぐらいつくだろう」って状況でも伝わらなかった苦い思い出があります。他にはスタバに行って、紙製の袋が一枚欲しかったので「Paper bag」ください。と店員に言ったんです。それが私の発音では「Paper back」と聞こえた訳です。店員は困り顔で「うーんうちには本は置いてないんだよ」と答えました。私も一瞬???考え込んでしまいました。英語で紙の背表紙のついた単行本は「Paper(紙の)Back(背)」と呼ばれるのが一般的。店員さん、私が本を欲しいと勘違いしたんですね。
英語は本当に発音、イントネーションが大切。文章の抑揚とか。
あと、「もうちょっとゆっくりしゃべって」といわない限りは、ボランティアの人は容赦しません。こっちがちゃんと聞き取れているか、聞き取れていないかなんてお構いなし。私たちが英語はまだまだ未熟、なんて頭の隅にもない様子で対等に話しを進めます。
だからこっちも聞き取ろうと必死になります。あと少しでも伝わるよう、ネイティブの人の発音に耳を傾けそれを忠実に真似ようとします。そこがすごく効果的なんだと私は思います。
あと日本の英会話学校ではテキストに出てくるような表現しか教えてくれません。でもClub-Houseのボランティアの人たちは、ごく自然に自分が日常的に使っている表現を会話中に織り交ぜます。何も意識せずに会話してるだけなので。そこで意味がわからなければ即尋ねる。そしてまた一つ生きた表現を学ぶ。これの繰り返しです。ここでは生の口語を勉強することができる、素晴らしい場所なんです!
日本に帰国して友達になった外国人には、強気の性格も手伝って「○○は絶対日本人なんかじゃないよ。ほんとは超ストロングなカナダ人女性だよな」っていつも言われてました。それは私が日本人の口からはなかなか出てこない単語や表現をよく使うからです。
これからバンクーバーにワーホリや留学で行かれる予定のある方、是非一度遊びにいってみてください♪短期の旅行でも1時間無料体験をやっていたと思いました。ただ観光地を周るだけじゃなく、現地の人と触れ合う時間を持つ、というのもいいかもしれませんよ。バンクーバーは観光地、というには見るところが少ないと思いますので、ゆっくり自然の多い環境を満喫したら、ぶらり立ち寄ってみてください。
このClub-Houseを経営してる名古屋弁の粋のいいおばさん、と言うとご本人に失礼なので、女性が明るく迎えてくれると思います☆
- 地域: カナダ バンクーバー
- 住所: 205-888 Burrard St. Vancouver
- 電話番号: 604.681.0856
- 営業時間: am10:00-pm8:15
- 2003/09/18登録
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