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沈黙 (チンモク)

 遠藤周作氏の小説。

 フェレイラと言う神父が、日本で棄教させられた。氏は、禁教下の日本でずっと布教を続けてきた人物である。そんな人物が何故――。ロドリゴ神父は、その事実を信じられず、日本へと渡った。そうして、湯田の再来とも言うべきキチジローによって、売られ、終には棄教をする。

 感動をするわけでもなし、ただ、悩むだけです。小説を読む間は引き寄せられます。しかし、読み終わったあと、考えてしまうのです。徹底的に聖書と重ねあわされた棄教をするのに至るシーン、息を呑まずには居られないのですが。

沈黙

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kzhr
詳細情報
  • 人名: 遠藤周作 作
  • 発売元: 新潮社
  • 2003/09/21登録
  • 590クリック

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コメント (2)

2003/09/21

あこみみ 声にならない悲鳴のような作品ですよね。痛いくらい神を求め、見つからず、その先にあるものは何なのか。自分にこんな厳しい問いかけをする遠藤氏は偉大です。狐狸庵先生だけど。

kzhr 弧狸庵先生だけど(笑。緩急の使い分けがうまい方です。谷川俊太郎の、「春に」が似たような感じを出している気もします。

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