金子みすゞ
山口県にある金子みすゞさんの記念館に足を運ぶことができました。
金子みすゞさんの生まれ育った仙崎は海風が心地よいこじんまりとした港町でした。
よく書籍で見かける20歳の写真もいいのですが、展示されていた十代の写真が愛らしく、見入ってしまいました。
彼女の詩は、童心のあどけなさと痛みへの敏感さがあり、ふと途中で違う視点に切り替わったり、驚かされます。
『こだまでせうか』
「遊ばう」つていふと
「遊ばう」つていふ。
・ ・ 中略 ・ ・
もう遊ばない」つていふと
「遊ばない」つていふ。
・ ・ 中略 ・ ・
「ごめんね」つていふと
「ごめんね」つていふ。
こだまでせうか
こだまでせうか、
いいえ、誰でも。
「金子みすゞ全集」 ( JULA出版局)
-さみしい王女- p.45より
埋もれていた詩を発掘した詩人の方のおかげで数年前ブームとなり、書籍も多く出ています。
- 2003/09/23更新
- 2003/09/23登録
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