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ベンヤミン「パサージュ論」 (パサージュロン)

 19世紀の歴史と都市について考えるために、
最近でた「パサージュ論」を読み始めました。
 もちろん、この本は19世紀の都市論に留ま
らぬ広い射程を持つのですが。まあ、そこは
おいておきまして。

 パサージュとは、フランスに今でもある、
屋根つき歩道のこと。日本にもあっちこっち
にある、歩道がガラスの屋根で覆ってある、
ショッピングアーケードですね。

 現在のパリのパサージュは、再開発で
最新流行のブティックが入っていたり、
古めかしいおもちゃ屋さんの隣に、
蝋人形館があったり、ちょっとした時間の
混乱を楽しむことが出来ます。

 そんな思い出にふけるとき、「パサージュ論」
の一ページを紐解くと、19世紀初頭にはサルや
カメなどのペットブームが起こり、その時代の
紳士淑女の間では、カメに綱をつけ、散歩させるの
が流行した、という面白い文章が目に留まる。
当時のおしゃれさん(ロベール・ド・モンテスキュー
伯爵)は、パサージュを甲羅に金箔を貼ったカメ
と一緒に散歩したらしい。和みます。

 現在は文庫2巻目のボードレールの章を読んで
いるところ。

ベンヤミン「パサージュ論」

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Rume
詳細情報
  • 原題: Das Passagen-Werk
  • 人名: ヴァルター・ベンヤミン
  • 発売元: 岩波現代文庫(岩波書店)
  • 「パサージュ論」
  • 2003/09/23更新
  • 2003/09/23登録
  • 1792クリック

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