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ジョカン

チベットのラサに行ったことのある人に「どこが一番よかった?」と訊いたら、ほぼ間違いなく「やっぱりジョカンかな」という答えが返ってくると思います。ラサの中心にあるチベットでもっとも聖なる寺院、それがジョカンです。チベット各地からラサを訪れる巡礼者たちは皆、このジョカンに詣でることを最大の目的にしています。

ジョカンがいつ頃建てられたのか、正確なことは定かではないのですが、一説によると7世紀頃、ソンツェン・ガムポ王の死後に王妃のティツンが王を弔うために建立したと言われています。サン(香草)の煙がもうもうと立ちこめる寺の前には、五体投地で祈りを捧げている人々の姿を見ることができます。午前中は基本的に無料解放されているのですが、その時間は回廊から本堂の中まで大勢のチベット人が列をなしていて、押すな押すなの大騒ぎ。ゆっくり見物したいなら、午後に入場料(70元)を払って入った方がいいでしょう。

マニ車が連なる回廊をコルラ(時計回りの参拝)した後に本堂に入ると、バターの灯明の明かりの中に林立する巨大な仏像(弥勒や千手観音、グル・リンポチェなど)にまず圧倒されます。本堂の中をコルラしていくと、小さなお堂に祀られたさまざまな種類の仏像を見ることができます。特に、中央奥に祀られている本尊のジョヴォ・シャキャムニ・ラカン(12才の頃の釈迦牟尼を象ったと言われる像)は、他の仏像とは一味も二味も違う荘厳さを湛えています。とにかく、スゴイの一言。

1300年もの歴史と信仰の積み重ねによって作られた独特の存在感が、このジョカンにはあります。現在はポタラ宮と共に世界遺産に登録されています。

ジョカン

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投稿者:
yama_taka

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