羊のうた
冬目景・著 幻冬舎バーズコミックス 全7巻
+高城一砂は、幼い頃に叔父のもとに預けられ何不自由なく育った。そんな一砂が心を寄せているのは同じ美術部に属している八重樫葉。あまり笑わないところが気に入っていた。ある日自分の生家を夢に見た。気になって、記憶をたどって訪ねた生家。そこには長い黒髪に和服姿の美しい少女がひとりで暮らしていた。幼い頃、別れたきりの姉・千砂だった。千砂から思いもかけない、母方の一族に伝わる病のついて聞かされる一砂。高城家のものは人の血が欲しくなる。吸血鬼の家系なのだと。一砂の、少し退屈なくらいに平穏な生活は一変する。
この作品で冬目さんを知りました。
ダ・ヴィンチの漫画紹介で見て、面白そうだなーと思い、書店でちょっと立ち読みして筆っぽい線だなー太い線だなーと思い、ある日、出ている巻全部衝動的に大人買いしてしまった作品。
血っていうのがキーワードになっているのも良かったのですが、何ていうのか、こう、古い日本のじめっとした暗い雰囲気をよく表していると思います。
1巻から、7巻まで読むと、1巻結構普通なのに、段々物語エスカレートしていくんですね。途中で続行とかになったのかなーと勘ぐったり。笑。
千砂は、凄くタイプ。無茶苦茶ツボ。こういう和服の似合う女性って素敵だなぁと思います。
血を一砂にわけてあげるシーンとか、姉の包容力みたいなのを感じました。
非現実的な物語なのに、血を吸うっていうのは、結構恐ろしい認識として捉えられているのに、この物語は、読んでいる間中、悲しかったです。どーんと暗いお話ですが、確立された世界観なので、多分嵌る人は嵌るのじゃないかと。
とにかく絵が好きでした。
7巻フィギュア付きだったのだけど、高くて諦めたんですよね。
だから普通バージョンしか持ってないのだけど、買えば良かったかなぁ。
映画化もされてて、借りてきてちょっと最初の方だけ見たのだけど、何だかやっぱり漫画とは、違うなぁ、この映画は映画で違う世界に分離してるなぁと思って、見るのをやめました。
マジョリカマジョルカのCMに出てる美波さんが八重樫葉役で出ています。素敵でした。
アニメ化もされていたのですね。知らなかったです。
完結されちゃって寂しいなぁ。
アニメサイト↓
http://www.groove.or.jp/anime/...
映画サイト↓
http://www.groove.or.jp/movies/...
- 2003/10/19登録
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2003/11/15
skulusa フィギュア付き7巻残ってるところにはまだ残ってますよ
椿子 うお!残ってる所は残ってるんですか。この場合誰のフィギュアになるのかな。千砂だったら欲しいかも。
2004/01/12
枕木 この作品は読み返す毎に新しい感慨が生まれました。
関係性、描写、キーワード。時代を霞に眩ませる絵。
作名の曖昧さを微笑するかの様な内容は頭から足の指先まで揺らせてくれました。
あまりに救いの無い、まるで観客のいないバレリーナが最高の舞を見ている気さえしました。
薄皮一枚の儚さの感動を与えてくれました。
椿子 私、これ、大人買いというヤツをした漫画なんですよね。だから1巻から、ずーっといっぺんに読んでしまったので、余計面白かったですね。しかしまだ最終巻読めてないんですよ…。読まなくちゃねー。
2004/01/23
m_um_u. あ・いま6巻まで手元にありますが・・7巻だけ近所の貸し本屋になくて・・注文しようかどうしようか迷い中なぼくです・・σ(^^; 。とりあえず、やはり千砂さんには惚れそうになりますね (*^^*) 。んで、沙村広明にしても、冬目景にしても、終劇の時の描写に情感があって良いように思います(ひぐらしの声が聞こえてくるような感じの・・)もっとも、沙村は冬目の影響なのかもしれませんが・・
椿子 私も最終巻だけ読んでないんですよー。漫画って気がのらないと読まなくて。汗。うんうん。情感ありますね。日本の古い感じとかよくあらわせてると思います。
2004/01/24
m_um_u. 特に「情感」を感じたのは3巻の15話の終劇のあたりです(・・ふつうのマンガ表現だとこういう・・途中で終わるような感じではしないので・・万葉とかの「月も風にゆれて・・・」(←テキトー)っていう中途半端語尾で終わる感じ・・)
あと、枕木さんのいう「バレリーナ」っていう感じもなんだか分かる気がします。こう・・・全体をゆっくりと覆う緊張感が・・とがった感じの緊張感じゃないんだけど・・・なんか、妙な味があって・・・・あと、やっぱ日本情緒ですねぇ・・(^-^)
椿子 ああ。何か答えを明確に出して終るっていうような終わり方しない漫画ですよね、これ。私、冬目景さんの漫画で、機械が人を殺していく漫画があってそれは、かなり怖かったので売っちゃったのだけど勿体無い事したかなぁと思ってます。こういった湿った空気出せる漫画家さんってあまりいないので、素敵ですよね。筆で描いたような線の書き方も好きです。
m_um_u. ぼくもこの機会に一冊ぐらい置いとこうか、って感じになってます (^-^) (できれば短編集がいいんだけど・・)
椿子 うんうん。短編集ぐらいだったら。「イエスタデイをうたって」も好きなんですよ。でも漫画って置き場所に困りますねぇ。普通の本でも溢れかえってるので。かといって売るのは勿体無いですしね。
m_um_u. 難しいですよね、置き場所・・。だから少数精鋭にしようとしているんだけど・・精鋭が揃ってきちゃって(笑)・・うーー・・・ん。(データ化できて、好きなときに「データ⇒マンガ本⇒データ」にできればいいのに・・)
2004/01/25
椿子 そうそう。データ化!とかいって私機械音痴だから、多分出来ないかもだけど。笑。どらえもんの、小さくなるライトが欲しいなぁとか思ったり。笑。漫画って大判の、場所とるのだけど、面白いんですよね。高い分装丁も綺麗だし。昨日も古書店で買ってきてしまいました。
m_um_u. (笑)ドラえもんのライトはいろんな場面で欲しくなりますね。ぼくは普段、原付人間なんですが、友人を「小さくして乗せれたら・・」とか思ったりします。(あとやっぱ本が大量に・・)そして・・やっぱり大判のやつを買ってしまいますよね(笑)ぼくも今日、古本屋行って、結果として3冊の大判が仲間入りしました。でも、おっしゃるように、本ってのは装丁がきれいだったりするので・・まぁ、いいかと(笑)
2004/01/26
椿子 大判のやつ、買ってしまいますよね。昔は、マスコットコミックスばかり買ってたのだけど、大人のコミックって大判が多いのじゃないかなぁと思ったり。また古書店行ってこようと思います。いらない物は売ってもいいなぁと思うのだけど、いざ売る時になると勿体無いのよね。笑。









