ふたりのトスカーナ
出演:イザベラ・ロッセリーニ、イェルーン・クラッペ、その他
監督:アンドレア&アントニオ・フラッツィ
+女流作家、L・マッチェッティの自伝小説を映画化。第二次大戦下のイタリヤ・トスカーナ地方を舞台に、ユダヤ人姉妹の生きる姿と悲劇を描く。両親を事故で失った姉妹が、田舎にある伯父夫婦の家での生活に慣れてきた頃、ドイツ軍の占領が進み…。
+第二次世界大戦下のイタリア、トスカーナ地方を舞台に、両親を交通事故で亡くし田舎の伯父夫婦に引き取られたペニーとベイビーの身の回りに起きる出来事を描いた作品。
二人の主人公、ペニーとベイニーがとっても可愛い。
お洋服も三つ編みも、勿論マリーとアニーもとっても可愛かった。
伯母様と伯父様も、メイドのエルサとローサも皆優しくて、良い人ばかりです。
でも私が、それよりもっともっと心に響いて仕方が無かったのが、戦争の事。
物語の中盤から、警報が鳴り響き、ドイツ軍が攻めてきます。
もう、これは、多分見ないとわからないと思うのですが、戦争の無残さというものをまざまざと見せ付けられた作品。
見終わった後に、もう悲しくてやりきれなくて仕様が無くて、一人泣きました。
私が泣いても、亡くなったユダヤの方達は帰ってきませんが、それでも、もう悲しくて仕様が無かった。
多分タイムリーな時に見てしまったからだと思うのですが、いつの世も、戦争は無残です。
引き金を少し引くだけで人一人簡単に殺せます。人格や、その人となりなんて全部無視です。
それぐらい残酷です。
その国の人というだけで殺されるのが、私は我慢なりません。
この映画の子供達は、無邪気で、敵対している軍も、怖がらず(どういう人達かわかっていないので)お茶に誘ったりします。
それが余計私の目には、悲しくうつって仕方が無かった。
楽しい夏が終わってしまう。最後は、とっても悲しいです。
音楽も凄く物悲しい。
だけど、これを私は感動物だ!心がひきつけられる名作だ!とは、思いません。
各地で絶賛されたらしいですが、こういう物語が作られた過去があるという事をもっと知らなければいけないと思う。
血が流れる事や、人が逃げ惑う声、そういう、もっともっと直接的なことを見なければいけない映画だと思います。
感動するのじゃなくて、嘆かなくてはいけない物語です。
戦争は、もうしてほしくない。テロも起こって欲しくない。
上手く言えないけれど、人と殺し合っても後に残るのは悲しみと血だけです。
こういう映画は、目を逸らさないで見ないといけないですね。
凄く悲しかった。映画でこんなに泣いたのは初めてです。風景が美しかったからなおさら悲しかったです。踏みにじられるのが。
公式サイト↓
http://www.alcine-terran.com/data/...
- 2003/10/22更新
- 2003/10/22登録
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2003/10/24
まろん ちょうど、少し前にこの映画を見たばっかりです。女の子が戦時中にも明るく生きる・・・みたいなお話かと思って安易に見ていたのですが(ファッションとかかわいいし)、全然違って、結構ずっしり来ました。やっぱり戦争の映画ってほとんどが、やるせないというか、どうすることもできなくて苦しくなります。でも、苦しくなる映画でも、私は、それを見て知らない事実を知って、いろいろと考えることは大切だなぁと思います。
椿子 これ、私も最初は、そこまで深刻に見てなかったんですよね。初めの方は戦争色濃くなかったじゃないですか。凄く裕福そうでしたし。服装も可愛いし。これ、もう最後がねぇ。辛くて辛くて。でもこういう映画を見るっていうのは、やっぱり大切だと思います。自分が体験していないものだから、結構忘れていくと思うんですよね。若い人達に、見て欲しいなぁと思います。
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