そうしゅんすけっちぶっく
早春スケッチブック
山田太一さんによる1883年のドラマ。鶴見辰吾さんが演ずる受験生を実の父親役である山崎努さんが罵倒しまくるドラマ。当然ながら低視聴率だったそうだが、当時高校生だった私はこのドラマを見て、良くも悪くも人生観が変わった。
山崎さんは叫ぶ。「お前ら、骨の髄までありきたりだ!!」
青二才は思う。ありきたりではいけない。
あれから20年。ありきたりではいけない、と思うことが、そもそも、ありきたりだったと気が付く。
再放送の機会に恵まれないが、DVD化してくれないかなぁ。
追加
昨年(2005年)にDVD化されていたことを偶然知り、慌てて購入した。
再放送以来、10数年振りに見直したが、やはり力強く面白いドラマだった。
年を経て見直すと、また新たな発見がある。
初見では、同世代の鶴見辰吾に自分を重ね、社会人になって再放送で見た時は、育ての親である河原崎長一郎のありきたりな日常を懸命に生きている姿に心を奪われ、今回は、昔の男との突然の再会に心揺れる岩下志麻にうるうるした。
このキーワードを共有する
-
メイン
コメント (5)
2003/11/03
マジキナリサ あ、見てみたいっす
shandurai リアルタイムで見て、やはり衝撃を受けた記憶があります。山田太一さんの書く台詞はほんまにぶるっとくる時あって・・・年をとってまた感じ方が違うと思うので是非見てみたいですね。
2003/11/05
ゆーよ 映像を見るのは困難かも知れませんが、脚本を読むことは出来ます。ついこの間、文庫で復刊しました。
育ての親役の河原崎長一郎さんが山崎さんとは対照的にいいんだなぁ。これは、社会人になって再放送を見た時に気が付いた。ありきたりも、また人生。
2006/10/03
ゆーよ DVDを見ていて気が付いたのですが、竜彦が住んでいる洋館は、旧山本有三邸みたいですねぇ。今は修復されて、山本有三記念館になりました。入場無料で見学できます。
2009/01/13
ゆーよ 放送中のドコモのCMは、明らかに「早春~」を下敷きにしてますね。見る人が見ればすぐ分かるけど、知らない人にはただのCMでしかない。
このCMがきっかけで、「早春~」がもっと知られたらいいなぁ。
つながりキーワード (3)
山田太一
- (kamba)
「ふぞろいの林檎たち」などの脚本家として有名です。好きな作品は「丘の上の向日葵」と「家へおいでよ」です。 小説もなかなか良いです。
山田太一
- (yamnak)
テレビドラマ脚本家。現代に生きる私たちの、誰も踏み込まなかった誰もが抱えている問題を山田さんなりの的の射抜きかたで丁寧に描く。この人もまたワン・アンド・オンリーな人。川崎...
山崎努
- (pindot)
俳優。とにかくかっこいいです。男に生まれてたら健さんより彼に憧れると思います。いや、憧れてもなれるもんじゃないけど。近年では映画「GO」の窪塚洋介のお父さん、最高です。山崎さんてば紛らわしい...
トラックバック (1)
- トラックバックURL
- http://www.kanshin.com/tb/keyword-371120



山田太一
山田太一


