ローズティーセレモニー
ローズティーセレモニー
中、高校生の時嵌っていた大島弓子作品の中で
最も好きだった作品。
高校生の静子は同じ学校の高太郎に片想い中。
ラブレターを書くも返事は
「すでに恋人がおります」。
そんな矢先高太郎が急に起こした「テスト廃止運動」に同志として参加する。運動を続けるうち高太郎の謎の部分が段々見えて来て静子は更に想いを募らせて行く。
学生運動絡みの作品が何故か大好きだった。
映画「いちご白書」や「ヒポクラテスたち」。
本では高野悦子「二十歳の原点」、
漫画ではくらもちふさこの「学生会議の森」など。
もとい。
高太郎作のポスターはこうだった。
+ +
ぼくの生徒の日のノートの上に
ぼくの学校机と樹木の上に
砂の上に 雪の上に
ぼくは書く おまえの名を
テスト廃止
+ +
この文の出どころが
エリュアールの詩だと
本人に聞いた静子は詩集を大探し後見つける。
ストーリーとオーバーラップして
詩の文が書き込まれている。
ラストシーン。
引いたアングルで校舎と校庭と木々と生徒たち。
そこにこの詩の最後の文。
そしてただ一つの
語の力をかりて
わたしはもう一度
人生を始める
わたしは生まれた
あなたを知るために
あなたに名づけるために
自由(リベルテ)とー
思えば、
大島弓子はわたしが最初に触れた「哲学」だった。
大島弓子選集第6巻
「全て緑になる日まで」に収録されています。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/...
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