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あがた森魚

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子供の頃、初めて自分のおこづかいで買ったレコードは、
あがた森魚さんの「赤色エレジー」でした。
恋愛経験も人生経験もないのに、

「あなたの口からさよならは
 言えないものと思ってた
 裸電球舞踏会
 踊りし日々は走馬灯」

のフレーズにノックアウトされてしまいました。
この歌が言いたいことを細部まで知っている。
心の痛みと共に懐かしくもある。
そして、この歌は、ただメソメソと情緒的に終るのでなく、
「お泪頂戴 ありがとう」
という、ドンデン返し的しめくくり。
今まで見せられて(魅せられて)いたのは
全て幻でした。
それをはじめから私は知っていたのよ。
みんな、少しは元気になったかい?
じゃあ、またね。チャオ。

サーカス的、見せ物小屋的に、自分がそれまで自己同化して
いた痛みから道化ながらズームアウトしていくカッコよさ。
きっとどこかで子どもらしさを演じている子どもらしくない
子どもだったのでしょう。


大人になって「永遠の遠国」で、あがたさんの世界に再会。
彼は永遠の少年です。

あがた森魚

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premgeetu
  • 2004/05/07更新
  • 2003/11/17登録
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