川上弘美
お腹の空いてくる文章です。
川上弘美さんの小説の人物たちは、ツキコさんやらセンセイやらは、酒を飲み肴をつまんでいるのだ。
「たまご、みょうが、紫蘇、わけぎ、きゅうりの千切り、たたきごま、梅干しの裏ごし、煮茄子。つぎつぎに薬味ができてゆく。」(「パレード」より抜粋)
単にお腹を満たすだけではなくてだんだんと心が満ちてくるのです。
お酒を飲むように、食べ物を口に入れるように、生き物と会話をするように、川上弘美さんの文章のページを繰ろうと思います。
一度だけお会いしたときに短歌についてお話しができたのが忘れられない思い出として僕の心の中にあるかなり大切の部屋へしまわれています。
- 2003/11/21登録
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