アオイショウメイ
春と修羅より「序」(宮沢賢治)
(「序」,『春と修羅』より)
比治山のトンネルのところで見た光景:
暗いトンネルの中を照らす照明の列が続いていって・・
トンネルはひだりっかわに屈曲していく感じで・・
ライトもその先に飲まれていったんだけど・・
なんか・・
そのとき分かった・・っていうか
なんとなく賢治の詩があたまに浮かんだんだ
わたくしといふ現象は
假定された有機交流電燈の
ひとつの青い照明です
(あらゆる透明な幽霊の複合体)
風景やみんなといっしょに
せはしくせはしく明滅しながら
いかにもたしかにともりつづける
因果交流電燈の
ひとつの青い照明です
(ひかりはたもち、その電燈は失はれ)
これって転生のことを表してるの・・?
ぼくらは「縁」のなかで
永遠に続いていくかのような、
物質世界も電子世界も含めた「縁」のなかで
なんだか知らないけどここに生れ落ちて・・
そしてまた「縁」の中に還っていく
くらやみの中に続く「縁」の螺旋
ぼくらはその中の照明のひとつひとつなんだけど・・
その照明ってのは生きてる証明で・・
ぼくらがココニイルってことの証なんだ
・・・そういうことなのかな?
--
関連:
「銀河鉄道の夜」(@松岡正剛の千夜千冊)
http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/...
宮沢賢治の童話と詩
- 2003/12/13更新
- 2003/12/02登録
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コメント (8)
最新コメント5件
2003/12/02
m_um_u. 「転生」って言っても・・ビミョーな意味で・・要は、物質的に残っていって循環する、ってことなんだろうけど・・
2003/12/03
m_um_u. ※注:写真と比治山は関係ありません。ただ・・ぼくが比治山に行ったときに頭の中に浮かんだだけです
雲衣。 トンネルといえば折口信夫の「死者の書」とか筒井康隆の「夢の木坂分岐点」も面白いかも です。
m_um_u. あ・・折口信夫はちょうど興味持ってたんですよ!「木島日記」読んだので。アレは面白かったなぁ・・
m_um_u. この空間でのいくつかの交流も・・「多生の縁」なのかもしれませんね・・
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