ゲゲゲノキタロウ
ゲゲゲの鬼太郎
随分とスポイルされちまったよな、ゲゲゲの鬼太郎。
水木しげるが描いた当時の意味が失われちまった。
(なんだか京極夏彦の受け売りっぽい・・・コンテキスト)
だってあの漫画に出てくる妖怪って
世間に見捨てられた、誰の目にも見えていない、
誰も振り返ろうともしない第二次世界大戦の傷痍軍人の
方がモデルだと思われ。
戦争によって手や足や眼がもげてたり、
原形をとどめていない容姿であったり、
狂っちまったままであったり、
帰還しても家族がいなかったり冷たくされたり、
あるいはこれらの複数か全部であったりして、
行き場がなくなっちゃって町外れの
ゴミためとか墓場とかに住んでいて、
稼ぐスベもなくニッポンがものすごい勢いで
復興していたときに取り残されて
忘れ去られようとしていた傷痍軍人たちを
描いた作品であったはずなんだ、
っていう読み方はありですか?
僕の祖父もフィリピンからの帰還兵だったけど、
時折見せる暗さが、
なんか虐げられた感じをかもし出しててさ、
痛々しいんだよね、でもってPassiveで徹底したニヒリズムと
気の抜けたような呆けた明るさがあってさ、
今、思うと、そんなところが、水木しげるの漫画に
惹かれたところであったり。
祖父のノリに似ていたからかな~?
なんだか薄っぺらくなっちまたな>オイ、鬼太郎!
と思っておりますわ
- 2003/12/20更新
- 2003/12/19登録
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